カルシウムを多く含み吸収率の高い食品は牛乳、ヨーグルトなどの乳製品で、一日の所要量は男性で700㎎、女性600㎎と言われる。他には骨ごと食べる魚や殻ごと食べるエビや葉物に多く含まれる。
特にカルシウムが多いのが、脱脂粉乳(100g中1100㎎)、塩エンドウ豆(100g中1300㎎)、煮干し(100g中2200㎎)、干しエビ(100g中7100㎎)、ヒジキ(100g中1400㎎)等がある。
加齢とともに骨密度が低下し、骨粗鬆症を起こす事が多いがカルシウムはリンとともに骨や歯の形成に必須なミネラルだ。
ミネラルはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。
カルシウムは骨や歯を構成するミネラルで、体重の1-2%を占める。血中にも含まれる。血中に存在するカルシウムは、脳-神経-筋肉の連絡や、筋肉の収縮、血液の凝固作用などの調整機能がある。
日本人に最も不足しがちなミネラルだ。又、激しい運動に伴って汗からも失われ、日々の食事で不足すると骨が弱くなり、骨折もしやすくる。
カルシウムはリン、マグネシウムなどととに骨や歯を形成し、健康を維持する。 それ以外にも心臓の鼓動を保ち、筋肉の収縮をスムーズにする。 神経の興奮を鎮め、精神を安定させる。血液を固めて出血を防ぐ。 各種ホルモンや唾液、胃液などの分泌にはたらく。 細胞の分裂、分化を促す。 白血球の食菌作用を助ける。 体内の鉄の代謝を助ける。
体液、血液の恒常性を維持する等さまざまな働きをする。
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