加齢とともに眼の焦点距離調整機能が衰え(いわゆる老眼)で近くが見えにくくなり、新聞を見るのにメガネが必要になってくる。このような症状には抗酸化物質で有名なアントシアニンが効果がある。ブルーベリーはこのアントシアニンが豊富に含まれている。又、ウナギに豊富に含まれるビタミンAには暗視能力を向上させると言われる。又目薬の木は肝機能の向上とともにかすみ目や老眼に効果があるとされている。
物を見る機能はプロジェクターを例にして考えるとわかりやすい。プロジェクターから映し出される映像はスクリーンに映し出される。
プロジェクターの焦点が狂うと画像はピンボケになる。人間の目で考えると、加齢により焦点距離の調整能力がなくなり近くが見えにくくなるなどの減少だ。これは主にレンズ(水晶体)の状態に起因する。
一方スクリーンが汚れたり、皺があったりしても画像はきれいに映らない。人間の目で言うと網膜に傷やゆがみ汚れが出た状態だ。
アントシアニンなどはレンズ(水晶体)の調整機能にかかわると思われる。アントシアニンを摂取することにより、水晶体の焦点調整機能が補われるとされる。
一方蕎麦等に含まれるルチンはスクリーン(網膜)の補修に効果があるとされる。
ルチンとはそばや含橘類に多く含まれるバイオフラボノイドの一種で、活性酸素を除去する抗酸化物質。
ルチンは 植物化学物質の カロチノイド族で、眼の網膜黄斑部 ( 詳細な画像を見分ける働きをする場所) の色素を補う働きがある。高齢者の 「視力損失」 を予防する。
ルチンは蕎麦の実に多く含まれ、ビタミンPの一種で毛細血管を強化すろ。
網膜の黄斑(おうはん)部は、ルチンでできていて、ルチンを含む食材を摂るのが網膜、黄斑によい。
眼の老化防止と疲労回復には、アントシアニンとルチンの両方を取る必要がありそうだ。
2009年10月10日土曜日
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