年齢とともに体のあちこちに不具合が起きてくる。眼の悩み、耳、肌、腰やひざの痛みなどだ。
加齢に伴い、関節の動きがぎこちなくなり、ひざや腰の痛みが起こりやすくなる。加齢により軟骨がすり減り、軟骨どうしを潤滑する関節油も少なくなるからだ。
膝等が動いたり外部からの負荷を受けた時に軟骨成分はこの力を緩和してくれる。
コラーゲンはこの軟骨成分の50%以上を占めて、関節部にスポンジ状に存在している。
コンドロイチンはこのコラーゲンのスポンジの中に存在し、軟骨の弾力を強化する。
ヒアルロン酸はこの軟骨どうしが擦り合うときに潤滑油として働く関節油の役目を担っている。
したがって膝や足などの関節の痛み防止にはこれらのコラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が不可欠となってくる。
これらの三成分以外に耳にする成分がグルコサミンだ。グルコサミンは一体何の役に立つのだろうか?
グルコサミンは体内でヒアルロン酸やコンドロイチンを生成する。この為、膝関節症の改善や、美肌に効果があるとされる。
グルコサミンは皮膚や関節組織では、コラーゲンに活性を与え、ヒアルロン酸を体内生成する。コラーゲンのサプリメントにはグルコサミンの併用が効果的といわれます。
グルコサミンは体内で、酵素による化学反応、さらに糖やタンパク質との複合によりコンドロイチンなど様々な物質を作り出します。
グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質やヤマノイモなどのネバネバ成分であるムチン質(ムコ多糖)に多く含まれており、天然のアミノ酸の一種である。加齢や肥満による関節の酷使に加え、代謝の低下や運動不足によって軟骨の再生不良が起こると、腰痛や膝の痛み、進行すれば関節炎などを招く恐れがある。これらの症状はグルコサミンを摂取することで改善されるとされている。うなぎやカキ、フカヒレなどに豊富に含まれているが、体外に排泄されやすい。
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