2009年10月18日日曜日

関節の痛みにコンドロイチン

関節の痛みにコンドロイチンが良いとされる。

加齢により、視力の低下と筋肉の衰えは日常生活をおくるうえで最もつらいことだ。

又、膝や腰の関節に痛みを感じるようになる。筋肉は何歳になってもその気になりさえすれば、鍛えられ維持できるが、膝や腰などの関節の不具合には特別な栄養を食物から摂取する事が必要不可欠だ。

巷では、アンチエージングとして、膝や腰の関節痛にコラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチンそしてグルコサミンが喧伝されている。

コラーゲンは関節の軟骨を形成している。
コラーゲンは軟骨成分の50%以上を占めて、関節部にスポンジ状に存在している。

コンドロイチンはこのコラーゲンのスポンジの中に存在し、軟骨の弾力を強化する強力なゴムみたいなものだ。


ヒアルロン酸はこの軟骨どうしが擦り合うときに潤滑油として働く関節油の役目を担っている。

したがって膝や足などの関節の痛み防止にはこれらのコラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が不可欠となってくる。

一方、グルコサミンは体内でヒアルロン酸やコンドロイチンを生成する。この為、膝関節症の改善や、美肌に効果があるとされる。


コンドロイチンは、ムコ多糖類(水溶性食物繊維であるムチン)の一種だ。濃いゼラチン性の物質で、人間の関節や眼球、動脈や皮膚などあらゆるところに存在して細胞と細胞をつないでいます。各関節のクッションの役割を果たしたり、肌の健康を保ったりと様々な働きをするので、私達の体には必要なものです。ムコ多糖類(ムチン)にはコンドロイチンの他に、ヒアルロン酸、デルマタン硫酸などがある。


コンドロイチンが不足すると、膝や腰に痛みが生じたり、関節がこわばったり、肌の潤いが失われたり、老化に伴う様々な症状がでてくる。

コンドロイチンは体内で生成されるが、加齢と共に不足してくる。体内のコンドロイチンの量は20歳を最高に減少し、60歳では20歳の4分の1まで減少してしまう。

医食同源という言葉があるが、体に悪い所があればその部位を食物でとればよいという意味だ。
関節に問題があれば、軟骨を肌がガサガサだと思えば魚や鳥、豚などの皮を食べるとよいのだ。これらの食材には必要な成分が含まれている。

コンドロイチンを豊富に含む食べ物としては、フカヒレ、ウナギ、鶏の皮・軟骨、貝類や海藻類、納豆などネバネバ食品だ。
これらはコンドロイチンを多く含んでいる。

アンチエージングのためにこれらの食品を食べたいものだ。

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