いつまでも若々しい肌を保ちたいと思うのは女性だけではない、男性だって見栄えも大切だ。
年とともに、お肌はガサガサになって赤ちゃんのようなモチモチした肌は失われてくる。
これは肌表面に角質層が残り、肌の新陳代謝が妨げられるために肌表面にいつまでも老化した組織がのこってしまうからだ。
江戸時代肌の手入れにはウグイスの糞(フン)が良くつかわれたようだ。 野生のウグイスは梅の木の毛虫を食べる。
ウグイスは、毛虫の身体の蛋白質と脂肪と素の餌である青葉の葉緑素とそのエキスを食べることになる。
ウグイスは、胃や腸で強力な消化酵素を分泌し、食べた毛虫を消化するが、腸が大変短く、蛋白質や脂肪の分解酵素や漂白酵素などが糞にまだ含まれたままで排出される。
この糞の中の蛋白・脂肪分解酵素が、肌にたまっている垢や脂肪を溶かし、漂白酵素は肌のシミや色白効果に作用するのです。
いわゆるピーリングの効果を持っていると考えられる。
一方、温泉の成分にもアルカリや酸性のものがあり、皮脂を穏やかに溶かしてくれるピーリング効果が期待できるものがある。地方に行けば美人の湯と言われるところがあるが、これらは化学成分にピーリング効果を持つものが含まれている事が多い。
そのほとんどがアルカリ泉で、アルカリによる皮脂の除去作用が効果あると思われる。
三大美人の湯の一つとも言われている湯瀬温泉の泉質もNaイオンが多くPH8.9とアルカリ性のようだ。
ウグイスの糞と温泉、性質は全く異なるが、老化した肌表面を除去して新しい肌に新陳代謝させることは同じだと思う。 温泉に行って赤ちゃんの肌を取り戻したい。
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