ミネラルはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。
一般的な有機物に含まれる以外に、生体にとって欠かせない元素のことを言う。
亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12元素などの栄養素としての無機質、無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。ミネラルには様々な薬効があるとされるが、一部で根拠のない薬効をうたい問題になるケースもでてきた。サプリメントで補給する場合は信頼のあるメーカ製を選びたいものだ。
ナトリウムは食塩(塩化ナトリウム)として摂取されており、リンと並んで日本人が摂取過多になりやすいミネラルのひとつ。体内の過剰なナトリウムを排出する働きをもつカリウムとのバランスよい摂取が必要だ。
ナトリウムは神経の刺激伝達や、血液などの体液の浸透圧の維持に働くほか、胃酸や腸の消化液の分泌を促して消化を促進したり、カルシウムなどのミネラルが血液に溶けるのを助ける役割を担っている。
ナトリウムは少量で必要量を満たせるため、不足する可能性は低いミネラルだ。しかし下痢や嘔吐などによって体内から急激に排泄されてしまうと、低ナトリウム血症となりめまいや痙攣が起こることがある、また、夏場や高温での労働などで大量に汗をかくことで体内のナトリウム濃度が減少する場合もある。
食欲不振や塩辛いものが食べたくなるなどの場合はナトリウムが不足している可能性がある。
慢性的なナトリウムの摂取過多は高血圧や胃がん、動脈硬化を招く要因となり、高血圧の原因となる。
ナトリウムは塩分として様々な食品に多く含まれている。ナトリウムは摂りすぎになる可能性が高いため注意が必要だ。
塩分の必要量は理想体重10kgあたり1gと言われている。理想体重が60kgの人は一日に6gの食塩が必要といる事だが、現在の日本人はその約2倍の12g程度の摂取量となっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿