2009年8月20日木曜日

とろろそば

暑い夏とろろそばはのど越しも良い。

とろろに使うヤマイモにはデンプンの分解酵素である「アミラーゼ」が豊富に含まれている。この消化酵素により消火を助け胃腸を強化してくれる。又糖尿病や腎臓にもよく、代謝を高め、冷え性、低血圧、ノイローゼそして精神不安定に効果がある。

このアミラーゼは、デンプンを糖質に分解してくれるので消化吸収を助ける。しかも、すり鉢ですったキメ細かいとろろは、細胞が破壊されて細胞の中に閉じ込められていたアミラーゼが、外に出やすくなる。

他にも、とろろにはビタミンB1ビタミンC、カルシウム、カリウムとビタミン類やミネラル類が豊富に含まれる。この中でもとくにビタミンB1は、疲労回復にも効果のあるビタミンだ。

そばには、抗酸化物質として有名なポリフェノールの一種であるルチンが含まれています。ルチンは毛細血管を丈夫にしてくれるという働きある。さらに、そばにはコレステロールを排出してくれる食物繊維が豊富。

とろろそばは比較的低カロリーだが、栄養素としては糖質が主体なので、食事のバランスとしては野菜類やきのこを合わせて取りたい。

又、蕎麦つゆは塩分が多いので、塩分を排出する効果のある海藻をあわせて取りたい。

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