2009年8月26日水曜日

ビタミンE

ビタミンにはビタミンA,ビタミンB,ビタミンCやビタミンE等があるが、それぞれ異なる効能を持っている。
それぞれの効能を理解し、自然の食材から補給することは健康的な毎日を過ごすために大切な事だ。

ビタミンEはビタミンA,B,Cと比べると少し働きが違っている。

ビタミンEは、抗酸化作用の強い脂溶性のビタミンで、過酸化脂質を抑制し動脈硬化を予防する効果が期待できる。脂溶性のビタミンは過剰摂取による障害がある場合が多いが、ビタミンEの場合は取り過ぎによる障害は報告されていない。人間の病気や老化の90%は活性酸素が原因といわれている。
人間がもともと生きていくために吸った酸素の中からストレス・喫煙・紫外線などの刺激 で毒性の強い活性酸素に変化する。これが細胞を傷つけて、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす。更に、アトピー性皮膚炎、シミ、 シワの原因となったり、老化のスピードを早めたりする。この活性酸素を除去するのが抗酸化物質だ。

一日に必要な最低摂取量は成人女性で7mg成人男性で9mg、日本人の平均摂取量は約10mgと言われている。

ビタミンEは毛細血管で血液の流れをスムースにする働きがある。ビタミンEが欠乏すると、血行障害に起因する体調の不良が起こりやすくなる。肩こりや頭痛、しもやけ、冷え性などだ。更年期障害を悪化させる場合もある。
また、過酸化脂質がたんぱく質と結合し老化色素を作り出しますので、ビタミンEが不足すると、老化の進行を早めてしまう。

ビタミンEをたくさん含む食べ物はアーモンド、落花生などのナッツ、たらこ、ウナギ、ニシンやカボチャ、アボガドひまわり油そしてひまわりの種などがある。

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