2009年9月3日木曜日

ミネラル

太古の昔地上には紫外線が降り注ぎ、生命は未だ地上には上がってくる事が出来なかった。 最初の小さな生命は海の中で生まれ、海の中で進化を続けた。

何万年という長い年月が経ち海藻から光合成で発生する酸素はオゾンとなり大気圏外に蓄積された。オゾンは太陽の紫外線が地上に到達するのを少しずつ遮り始めた。このときから、植物も、動物も、体のかたちや暮らし方を変化させて、海から陸へと生活の場を移動してきた。我々人類の祖先である哺乳類も地上に上がり始めた。地上に上がってからも哺乳類、人類はその昔海の中から吸収してきたミネラルを必要とした。代表的なものが塩化カルシウム(塩)だ。塩が体にとって必須であるのは古くから判っていたが、それ以外の微量の無機質は少し無視されてきた。食卓でとる塩は合成で99%以上塩化カルシウムで構成されていて、天然の塩(海水)に含まれる微量無機質は食卓から無視されてきたのだ。

ミネラルとしては栄養素としての無機質。カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・燐(りん)・硫黄・鉄などの無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。

従来は自然の食事や飲み水で自然に必要なミネラルが補充されてきた。

それが、井戸水から水道水、堆肥農法から肥料農法、天然の塩から化学塩の使用などへと変化や欧米化した食事等でミネラルが不足してきている。

ハンバーガーには、その中に含まれるリン脂質によりミネラルが体外に排出されてしまっている。
このようなミネラル不足は生活習慣病になりやすくなったり、ストレスに対する抵抗が低下してしまうことになる。

ミネラル不足を解消するためには、自然塩、ミネラルの多い麦茶や海洋深層水などが有力だ。

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