最近のハンバーガーなどの、ファーストフードやステーキなどの食生活の洋風化は日本人にメタボリック症候群や様々な健康上の不具合をもたらしてきた。
玄米(お米)に味噌汁、漬物などの野菜に少しのおかず、鮭や海苔、卵、豆腐、納豆などの伝統的な日本食を日常的に取っていれば、健康な体と若々しい肌を維持することができる。
9月12日のNTV系「 世界一受けたい授業」でガンもメタボも炎症であるとして、ポリアミンが炎症を防ぐ切り札になると紹介されていた。
人間の病気や老化の90%は活性酸素が原因といわれている。
人間がもともと生きていくために吸った酸素の中からストレス・喫煙・紫外線などの刺激で毒性の強い活性酸素に変化する。これが細胞を傷つけて、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす。更に、アトピー性皮膚炎、シミ、シワの原因となったり、老化のスピードを早めたりもする。
活性酸素を上手に除去できればシミ、シワもなく健康な肌、体になることができる。
この活性酸素の除去に効果があるのが多くのポリフェノールやリコピンなどの抗酸化物質だ。
早田邦康准教授の研究では、炎症である活性酸素の原因そのものを除去する働きをするのがポリアミンだと言う事だ。
ポリアミンはアミノ酸の一種であるアルギニンから細胞内で合成されるが加齢に伴ない、ポリアミンを合成する酵素の活性が減少してしまう。
これを補うのが、食物に含まれるポリアミンを摂取する事だ。大豆、キノコ類などに多く含まれ、とくに、大豆を発酵させた納豆、醤油、味噌やヨーグルトに、ポリアミンが多く含まれる。
伝統的な日本の大豆や発酵食品を取ることでポリアミンが有効的に摂取できる。
2009年9月23日水曜日
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