2009年9月17日木曜日

白子

白子の季節は秋だ、もうすぐ季節がやってくる。白子は言わずと知れた魚の精巣で男性機能そのものだ。

白子(精巣)は、まさに「精」を補う作用がある。白子の栄養成分は骨を丈夫にするのに欠かせないビタミンDが豊富に含まれている。

白子には、エネルギー代謝を促すビタミンB1とストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの分泌を促すパントテン酸がおおく、疲労回復に効果がある。

医食同源とは、体を丈夫にしたければ、その部位を食べると言う意味らしい。胃の悪い人は動物の胃を、肝臓の悪い人はレバーを食べるとよいと言われる。男性の精力を向上させたければ白子が一番だ。

故郷の岩手では魚の白子(精巣)を、新鮮なものは模様が菊の花のように見えることから、菊子「きく」というが、北海道では「タチ(タツ)」、秋田県、山形県、福井県では「だだみ」というらしい。

白子としては鱈が最も一般的で、それ以外にも河豚や鯛、アンコウなどがあるようだ。

白子の料理の仕方としては、素材のうまみをそのまま生かすために、汁ものに入れたり、ポン酢で食べるのが一般的だと思う。

河豚の白子に比べれば鱈の白子は??と言うのが定説だが、残念ながら河豚の白子は食した事がない。私は鱈の白子で満足だ。

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