タンパク質、アミノ酸は体を作る栄養素だ。
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある。
アミノ酸はタンパク質の構成要素で代謝、細胞の生成とエネルギー源として使われる。
人間の体は20%ほどのタンパク質と70%ほどの水分とその他で構成される。タンパク質は体を作る主要な要素である。
肉肉、魚、穀物などから摂取したタンパク質は、20種類のアミノ酸に分解され、私たちのカラダの中で再び、体を作るために再びタンパク質を合成する。
20種類のアミノ酸のうち体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、それ以外の体内で合成可能な11種類のアミノ酸を非必須アミノ酸という。
必須というのは必要という意味なので、これだけあれば良いと思ってしまいがちだ。
非必須アミノ酸が不要というわけではない。むしろ大事なアミノ酸だから、体内で合成しているともいえる。
体内では、たんぱく質に再合成するのに使われたアミノ酸以外に細胞や血液に蓄えられている、遊離アミノ酸があり、生体維持の不可欠な役割を担っている。
20種類のアミノ酸はそれぞれ重要な役割を持っているが、主な役割は筋肉や肌などの作る。エネルギーを作る。体の機能を正常にするなどがある。
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