2009年9月20日日曜日

パントテン酸 

パントテン酸はビタミンB5ともいい、脂質を分解してエネルギーに変えるのを手助けする。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

パントテン酸は、水にとける水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群を構成する栄養素、別名ビタミンB5とも呼ばれている。
パントテン酸の名前は、広くどこにもあるという意味であるといわれ、その言葉の通り動植物食品に広く含まれており、通常の食生活では不足することは無いと言われる。
主な働きは、脂質を分解してエネルギーに変えるのを手助けすることで、その作用によって、結果としてさまざまな効能が期待できる。
パントテン酸は余分な脂質が原因のにきびや肌荒れを改善、アトピー性皮膚炎にも効果あるとされ、美肌の栄養素と言える。
パントテン酸は、葉酸やビタミンB6とともに免疫のためのたんぱく質を作る働きがあり、これにより風邪や細菌などの感染症に対する抵抗力が高まる。
コレステロールには血液を循環してコレステロールを細胞まで運ぶ悪玉コレステロー ル(LDL)と、血液や細胞内にある余分なコレステロールを回収する善玉コレステロール(HDL)がある。
パントテン酸にはこの善玉コレステロール(HDL)の生成を促す働きがあり、悪玉コレステロールを回収し、動脈硬化や心筋梗塞などの予防に効果がある。
パントテン酸は、広く食品に含まれるが、特に多いのはレバー、納豆、さけやいわしなどの魚介類、肉類、卵などだ。

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