ハンバーガーなどのファーストフードやステーキなどの食生活の欧米化は日本人の健康に良くない。和食が日本人の健康を守ってくれる。
健康な生活を送るためには、玄米(米)に味噌汁、そして少しの野菜を基本にした朝食が最適だ。味噌汁には大豆由来の味噌、具材にわかめや豆腐、キノコなど、おかずにはこれも大豆を原料とする納豆や豆腐、海藻である海苔、塩鮭などだ。漬物には植物性乳酸菌が豊富に含まれ、大腸を健康に保ってくれる。
まごはやさしい。医学博士の吉村裕之さんが提唱されている健康食だ。最近では「たけしの本当は怖い家庭の医学」でもとりあげられた。
ま:豆類:大豆を始めとした豆類で、味噌、納豆、豆腐は手軽な具材だ。
ご:ゴマ、ゴマは体のさびを防ぐ抗酸化力がすぐれた食材だ。
は:(わ):わかめで海藻類、味噌汁に入れたわかめや朝食の海苔だ。ビタミンA,ビタミンB1,B2,は、1日2枚の海苔で毎日の必要量が摂取できる。海苔に含まれるビタミンCは、熱にも強く、焼海苔でも摂取できる。又、海苔に含まれるカロチンは、プロビタミンAとしての作用の他に 抗発ガン作用及び免疫賦活作用が知られている。
や:やさい、野菜には各種ビタミン類や食物繊維、ポリフェノール類を多く含む。野沢菜漬などの漬物にすれば植物性乳酸菌も多い。
さ:さかな、日本人になじみの多い魚は鮭や青魚のDHA,EPA豊富なさんまなどだ。サケには血液をさらさらにして中性脂肪を減少させ、血管の若返りに役立つドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれる。そのほか、良質なたんぱく質やアミノ酸、カルシウムの有効活用に必須のビタミンD、貧血を防ぐビタミンB12、葉酸、皮膚炎を防ぐナイアシンも含む。
し:しいたけ:キノコ類、シイタケには骨や歯の形成するビタミンD、三大栄養素のエネルギー変換を助けるナイアシン(ニコチン酸)、粘膜の形成を助けるビタミンB2そして便秘の解消に効果のある食物繊維などが豊富に含まれる。
これ以外にも強い免疫賦活作用、制癌作用を持つと言われているβグルカンなどが含まれる。
い:イモ類、長いも、山芋は食物繊維も豊富で長生きに良いとされる。山芋に含まれる粘り気の成分のひとつはムチンと呼ばれ胃の粘膜を保護するため、胃炎や胃潰瘍を防止する。また、デオスコランは血糖値を下げる効果がある。
山芋に含まれる酵素にはでんぷんの吸収を遅らせる効果がある。また食物繊維を多く含んでおり、整腸作用、強壮作用、糖尿病予防、ダイエットといった効果がある。
すべてが普段の家庭食だ。
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