2009年9月30日水曜日

ナイアシン(ニコチン酸)

アルコールの分解、動脈硬化の予防にナイアシン(ニコチン酸)

食べ物には三大栄養素としてタンパク質脂質炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

ビタミンにはいろいろな機能を持つものがあり、
粘膜の形成に役立つビタミンA
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB
免疫力を高めるビタミンC
骨や歯を形成するビタミンD
抗酸化力の強いビタミンE
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある、
ナイアシンもこれらのビタミン類の一種だ。

ナイアシンはニコチン酸ともいい、ビタミンB群に属する。ビタミンB3ともいい、三大栄養素をエネルギーに変えたり、アルコールの分解、動脈硬化の予防に効果がある。

ナイアシンは糖質や脂質の代謝を促す働きがあり、体内で必要なエネルギーのうち、70%近くをナイアシンが作っていると言われている。

ナイアシンは血行を改善し、脳神経の働きを強める。ナイアシンは、脂肪の代謝を良くするため、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがある。また、毛細血管を広げる働きもある。

ナイアシンは二日酔いに効果があるとされる。体内で、アルコールを分解するときは、「アセトアルデヒド」という有害物質が出来るが、ナイアシンは、この「アセトアルデヒド」を分解する。アルコールを大量に飲むと、その量に比例してナイアシンも消費されるため、お酒を飲むときはナイアシンが不可欠だ。

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