なめこには、疲労回復や免疫力の向上に効果のある、水溶性食物繊維であるネバネバの素であるムチンが豊富に含まれている。
ムチンは、なめこだけではなく、納豆、里芋、オクラ、うなぎ、どじょうなどに含まれていて、ねばねばの元となる粘着物質のこと。糖類とたんぱく質が結合したものだ。
さらになめこは低カロリー(100g当たり15キロカロリー、脂質は0.2g)のうえ、食物繊維が豊富なので、便秘の解消や整腸作用があり、ダイエットに最適な食材だ。
古来ねばねば食品は人間の粘りを増す食べ物として愛されてきた。一番一般的な食べ物は納豆だ。納豆は近年東日本だけではなく関西等西日本でも食べられるようになり、その食べ方をめぐり、TVや本などで特集も組まれるほどだ。
もずく、なめこ、じゅんさいなどもぬるぬる食品で同じような性質を持つ。味噌汁に入れたなめこのぬるぬるとした食感は何とも言えない美味である。
それ以外にも、
オクラは水溶性食物繊維 ムチンが豊富な食べ物で、健康食品であるネバネバ食品の一つだ。オ クラは納豆程の人気はないが、もっと手軽に食べたい食材の一つだ、軽く茹でるとねばねば成分がのこり独特の食感だ、これに醤油をかけて納豆のように食べる ことができる。納豆は臭いが気になり食べられない人も少なくないが、オクラはその点臭いも少なく食べやすい野菜だ。ネバネバ成分は海藻のぬめりと同じよう に水溶性食物繊維でダイエットに非常に大きな 効果が期待できる。
モロヘイヤは王様の野菜としてクレオパトラが愛した健康野菜として一時ブームになった。
山芋や里芋はブームにはなっていないが日本人に1000年以上にわたり愛されてきた。これらのねばねば成分はその性質通り、精力を増し人間の粘りに効果があるとされてきたがねばねば成分は人の粘膜と同じような働きをするため、特に胃粘膜の保護に良いとされ胃潰瘍に効果がある。
水溶性食物繊維は食べものをねばねばで包み込むため胃の中に滞留する時間が長くなり、いわゆる腹持ちする。これにより過食を防ぐことができる。
腸に入ってからは分解された糖分や脂肪分がねばねばで包まれるために腸での吸収を抑え体内へ取りこまれるのを抑制する。又これらの食物繊維は腸内で水分を吸収し便の量を増やす事により便秘の解消に効果がある。
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