2009年7月12日日曜日

野沢菜

信州は空気や水がきれいだ、清流でしか育たないわさびやりんご・野沢菜そして蕎麦などいわゆる高原の食べ物が豊富にある所だ。

野沢菜はあまり知られていないが、ビタミンCの含有量が60mgとレモンの50mgよりも多い。日常の生活でサラダなどではビタミンCを十分に取ることができないが、野沢菜ならじゅうぶんだ。
野沢菜にはカロチンや食物繊維も多く含まれ。冬の間野菜が不足しがちな信州・長野の人にとってこの野沢菜の漬け物は貴重な食品だ。

野沢菜などの漬物は植物性乳酸菌を多く含み、この乳酸菌はアンモニア臭等の防臭に効果があるとされる。納豆の臭みはこのアンモニア臭だが、細かく刻んだ野沢菜を混ぜることにより、植物性乳酸菌が臭いを消してくれるため、納豆の苦手な人も食べられるようになるかも知れない。この植物性乳酸菌は乳性の乳酸菌に比べ胃酸で生き抜き腸まで届くとされている。TVコマーシャルでおなじみのケフィア納豆菌も胃酸に強いと言われている。

さらに野沢菜漬は、お茶と一緒に食べると、ものすごく大きな抗酸化力があると言われる。これはお茶の持つポリフェノールの働きを野沢菜のビタミンCが強化するからだと思われる。野沢菜は、食物繊維を多く含んでいる為、腸内の余分な糖分や コレステロールを吸収して体外に排せつしダイエットに最適な漬物だ。

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