もう7月も終わりになるのに一向に梅雨が明けそうな気がしない。
西日本は例年になく雨が多く土砂崩れでの犠牲者がたくさん出ている。早急な犠牲者の発見と犠牲者の冥福を祈りたい。
雨が降っている間は日光がさえぎられて涼しいのだが、梅雨の合間日光が出ると急激に気温が上昇する。
蒸し暑い日本の夏、湿度も高く夏バテをする人も多い。その昔平賀源内が夏バテに良いと宣伝して土用にうなぎを食べる習慣ができたそうな。
ウナギが夏、とりわけ夏バテに良いとされているのは諸説あるが、どうも次の二つが一番効能があるからのようだ。
一つはウナギにはビタミンBが多く含まれ、夏に汗で失われたビタミンBを補う事が出来る事。
もう一つはウナギに多く含まれるビタミンAが体の機能アップに効果があるからと思われる。
ビタミンB1は水溶性で水に溶けやすく、熱によって失われやすいために夏になると汗で体外に排出されてしまう。
ビタミンB1は 神経や筋肉の働きを向上させるため、不足すると疲れやすく、夏バテおこしやすくなる。
ウナギには一日に必要なビタミンAを2.5倍持ち、次のような体の機能向上に効果があるとされる。
ビタミンAは視力向上に効果があり、特に暗視の能力が増す。皮膚組織の補修再生機能があり、細菌に対する耐性ができやすい。男性機能の向上とガンの予防効果などが期待されている。
ウナギにはこの二大ビタミンのほかにビタミンDやEなども含むが
、残念ながらビタミンCはまったく含まれないのだ。夏バテにはこのウナギのほかにビタミンCの補給も必要なのだ。
ビタミンCには、毛細血管・歯・骨などの結合組織を強固にして、免疫機能を高め、鉄分の吸収を促進するはたらきがある。野沢菜はレモンよりもビタミンCが豊富だ。ビタミンCの豊富な野沢菜漬などを合わせて食すると植物性乳酸菌も合わせて取ることができ蒸し暑い夏をのりこれることができそうだ。
又ウナギにはDHAやEPAが多く含まれ中性脂肪を減少させる。
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