2009年7月16日木曜日

医食同源 ナマコ

医食同源とは食事そのものが医薬品と同じように体に良いものというような意味だろう。

日本では食事の際にいちいちその食べ物がどんな薬効があるか等を話題にすることは少ない。日本人にとって食べ物は味わいや見た目が優先される。
中国へ行くと、食事の際にその日に食べる食材に対して味に対する話題はほとんどなく、その食材がどんなに体に良いかを聞かされることが多い。
まさに医食同源の地だ。特に男性にとっての機能向上に役立つ食材は多いようだ。

見るからにグロテスクな海の生き物ナマコ、いつも初めて食べた人の勇気に関心する。日本近海にも広く生息し、防波堤周辺でもみかけることがあり、何度か自分でも採取したことがあった。自分で調理するのだが、気持ち悪さはぬぐえない。とにかく塩で体のぬるぬるを徹底的に洗うと何とか食べられそうな状態になった。赤ナマコは関西で珍重され、関東では青ナマコが珍重されるという。ぬるぬる(ねばねば)成分は人間の体にもあり、いわゆる粘膜で外部からの雑菌が体細胞に入るのを防ぐものだ、山芋やオクラ等に含まれるムチンも体内の粘膜、特に胃粘膜の保護に効果があるらしい。できるだけ自然の食事で体を守って生きたいものだ。

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