2009年9月30日水曜日
ナイアシン(ニコチン酸)
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
ビタミンにはいろいろな機能を持つものがあり、
粘膜の形成に役立つビタミンA,
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB、
免疫力を高めるビタミンC、
骨や歯を形成するビタミンD、
抗酸化力の強いビタミンE、
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある、
ナイアシンもこれらのビタミン類の一種だ。
ナイアシンはニコチン酸ともいい、ビタミンB群に属する。ビタミンB3ともいい、三大栄養素をエネルギーに変えたり、アルコールの分解、動脈硬化の予防に効果がある。
ナイアシンは糖質や脂質の代謝を促す働きがあり、体内で必要なエネルギーのうち、70%近くをナイアシンが作っていると言われている。
ナイアシンは血行を改善し、脳神経の働きを強める。ナイアシンは、脂肪の代謝を良くするため、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがある。また、毛細血管を広げる働きもある。
ナイアシンは二日酔いに効果があるとされる。体内で、アルコールを分解するときは、「アセトアルデヒド」という有害物質が出来るが、ナイアシンは、この「アセトアルデヒド」を分解する。アルコールを大量に飲むと、その量に比例してナイアシンも消費されるため、お酒を飲むときはナイアシンが不可欠だ。
2009年9月29日火曜日
ビタミンM(葉酸)
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある
ビタミンM(葉酸)はビタミンの一つだ。
レバーやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれる葉酸はかつてはビタミンMとも呼ばれていた、現在はビタミンB群に分類される。葉酸はビタミンB12と一緒に働き、核酸の合成、赤血球の合成、体内でアミノ酸やたんぱく質の合成を促進し、皮膚や口内の粘膜の強化に役立つとされる。
葉酸が不足すると、悪性の貧血、口内炎、食欲不振、等の症状が現れる。
妊娠初期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害を起こしやすくなる。
葉酸は通常、腸内細菌によって合成され、通常では葉酸が不足することは無いが、妊婦の場合は不足することがあるので悪性貧血などがある場合はサプリメントなどで補充する必要がある。
ビタミンには粘膜の形成に役立つビタミンA,疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB、免疫力を高めるビタミンC、骨や歯を形成するビタミンD、抗酸化力の強いビタミンE、血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンKや核酸の合成、赤血球の合成そしてアミノ酸やたんぱく質の合成に欠かせない葉酸等がある。
それぞれの効能を理解し、自然の食材から補給することは健康的な毎日を過ごすために大切な事だ。
2009年9月28日月曜日
脂肪、三大栄養素
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
日本食は欧米の食事に比べ、脂肪の摂取量が低く理想的な食事と言われきた。ただ近年、食事の欧米化により外食やファーストフードにより、脂肪摂取は増加している。又、運動不足により、むしろ脂肪の取り過ぎが問題になっている。
食物に含まれる脂肪の90%は中性脂肪(トリグリセライド)の形で体内に取り込まれる。
脂肪は脂肪分解酵素のリパーゼの作用で脂肪酸とグリセリンに加水分解されて吸収され、肝臓、血管を通り脂肪細胞に運ばれる。
エネルギーが必要になると体内の中性脂肪が分解されて脂肪酸とグリセリンに分解され、脂肪酸がエネルギーとして消費される。
糖質が1gで4kcalのエネルギーであるのに対し、脂肪は1gで9kcalのエネルギー源となる。
脂肪は又、コレステロールやリン脂質が生体膜などの構成成分としても大切な働きをする。又、脂溶性ビタミンのビタミンA・D・E・Kの吸収にも必要とされます。
脂肪酸の中でも体内で合成できず、食品から摂取するしかない必須脂肪酸がある。リノール酸・α-リノレン酸・アラキドン酸で欠乏すると皮膚炎・腎障害・小腸繊毛の形成障害など障害が起こるが、過剰に摂取すると障害がおこることもある。
脂肪は必要な栄養素だが、近年の食生活ではほとんどが、過剰摂取となり、肥満・高脂血症・動脈硬化・糖尿病・高血圧などを引き起こすため食事を日本食に戻すなどで摂取量を減らす必要がある。
脂肪酸のなかで、DHAは 脳の情報伝達をスムーズにし 記憶学習能力を向上させ 脳の老化を防ぐ効果があると言われる。
そのほかにも サンマなどに多く含まれるDHAやEPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし 心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化を予防するなど多くの効能がある。
2009年9月27日日曜日
糖質ゼロ
最近ダイエットブームのせいだろうか糖質やカロリーを少なくしたゼロ製品が増えてきた。欧米人と一緒に食事をすると彼らは必ずダイエットコークを注文する。摂取するカロリーをできるだけ少なくしたいのだろう。
本当にカロリーゼロは健康に良いのだろうか?自分の目で内容を確認し、健康に良いものを選択したい。
日本のコカコーラの場合はアスパルテームと呼ばれる人工甘味料をコカコーラZeroに使用しているようだ。
この甘味料は十年以上も前から市販もされており、スーパーでも見かけるものだ。今まで特に健康被害は聞かない。
一方ベネズエラでは「健康に害」ということで販売が禁止されている。使われている甘味料が違うのだろうが、安心のために情報の公開が求められる。
日本で一般に消費される砂糖はサトウキビから作られるものだが、北海道で産する甜菜糖はオリゴ糖の原料でもあり、健康に良いと言われている。
2009年9月26日土曜日
日本人には和食が合う
ハンバーガーなどのファーストフードやステーキなどの食生活の欧米化は日本人の健康に良くない。和食が日本人の健康を守ってくれる。
健康な生活を送るためには、玄米(米)に味噌汁、そして少しの野菜を基本にした朝食が最適だ。味噌汁には大豆由来の味噌、具材にわかめや豆腐、キノコなど、おかずにはこれも大豆を原料とする納豆や豆腐、海藻である海苔、塩鮭などだ。漬物には植物性乳酸菌が豊富に含まれ、大腸を健康に保ってくれる。
まごはやさしい。医学博士の吉村裕之さんが提唱されている健康食だ。最近では「たけしの本当は怖い家庭の医学」でもとりあげられた。
ま:豆類:大豆を始めとした豆類で、味噌、納豆、豆腐は手軽な具材だ。
ご:ゴマ、ゴマは体のさびを防ぐ抗酸化力がすぐれた食材だ。
は:(わ):わかめで海藻類、味噌汁に入れたわかめや朝食の海苔だ。ビタミンA,ビタミンB1,B2,は、1日2枚の海苔で毎日の必要量が摂取できる。海苔に含まれるビタミンCは、熱にも強く、焼海苔でも摂取できる。又、海苔に含まれるカロチンは、プロビタミンAとしての作用の他に 抗発ガン作用及び免疫賦活作用が知られている。
や:やさい、野菜には各種ビタミン類や食物繊維、ポリフェノール類を多く含む。野沢菜漬などの漬物にすれば植物性乳酸菌も多い。
さ:さかな、日本人になじみの多い魚は鮭や青魚のDHA,EPA豊富なさんまなどだ。サケには血液をさらさらにして中性脂肪を減少させ、血管の若返りに役立つドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれる。そのほか、良質なたんぱく質やアミノ酸、カルシウムの有効活用に必須のビタミンD、貧血を防ぐビタミンB12、葉酸、皮膚炎を防ぐナイアシンも含む。
し:しいたけ:キノコ類、シイタケには骨や歯の形成するビタミンD、三大栄養素のエネルギー変換を助けるナイアシン(ニコチン酸)、粘膜の形成を助けるビタミンB2そして便秘の解消に効果のある食物繊維などが豊富に含まれる。
これ以外にも強い免疫賦活作用、制癌作用を持つと言われているβグルカンなどが含まれる。
い:イモ類、長いも、山芋は食物繊維も豊富で長生きに良いとされる。山芋に含まれる粘り気の成分のひとつはムチンと呼ばれ胃の粘膜を保護するため、胃炎や胃潰瘍を防止する。また、デオスコランは血糖値を下げる効果がある。
山芋に含まれる酵素にはでんぷんの吸収を遅らせる効果がある。また食物繊維を多く含んでおり、整腸作用、強壮作用、糖尿病予防、ダイエットといった効果がある。
すべてが普段の家庭食だ。
2009年9月25日金曜日
豆腐
豆腐は大豆からできる豆乳をにがりで固めたものだが、その名前故発酵食品である納豆と混同したのではないかとの俗説もある。腐は「くさる」と言う意味ではなく「かたまる」という説もあるが、現在の中国語では腐はやはり日本語と同じく「くさる」という意味が主体だ。
名前の由来はいまだ判然とはしないが、納豆同様栄養食品である事は間違いない。
豆腐、納豆いずれも大豆を原料とする健康食品だ。
豆腐に含まれる主な栄養とその効用は;
大豆には三大栄養素の一つであるタンパク質が含まれる。大豆タンパク質には人間の体内では合成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているほか、必須不可欠なアミノ酸が多く含まれている。
サポニンは抗酸化作用が強く、老化を促進させる活性酸素の働きを抑える。また、血圧の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだり、がんの発症を抑制したりする。
女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンは女性の力強い味方だ。女性特有の更年期障害の改善、骨粗しょう症の予防、乳がん、そして前立腺がんの発症をおさえるはたらきもある。
塩分を取り過ぎると、体の中にナトリウムが蓄積され血圧が上がりやすいが、豆腐に含まれるカリウムがナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きがある。細胞の浸透圧を維持したり、腎臓における老廃物の排泄を促す作用や、筋肉の伸縮を円滑にする作用もある。
コレステロールを低下させるとして有名なレシチンも豆腐に含まれる。レシチンは、コレステロールを減少させ、血流を改善し、血栓や動脈硬化に効果がある。又、脳細胞を活性化させ、集中力を 高めたり、脳の老化を防ぐ効果も期待できる。
大豆に含まれる脂質は大部分が不飽和脂肪酸で、中でもリノール酸、リノレン酸はコレステロールを減少させる効果がある。
豆腐には牛乳よりも多くのカルシウムが含まれ、骨をじょうぶにし、骨粗しょう症を防ぐ。又、神経の興奮を鎮めて精神を安定させる作用や、血圧を安定させる作用などもある。
大腸の中で善玉菌のえさになって、善玉菌を増やすのに不可欠なオリゴ糖も豆腐には含まれている。
そのほか貧血、脚気、筋肉痛、口角炎、皮膚炎に効果のあるビタミンB群があり、特に糖質をエネルギーに変えたり、脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあるビタミンB1や、。健康的な皮膚を作るビタミンB2を含んでいる。又、抗酸化力が強く過酸化脂質ができるのを防いだり、血行を良くするビタミンEも含まれる。
2009年9月24日木曜日
タンパク質、アミノ酸
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある。
アミノ酸はタンパク質の構成要素で代謝、細胞の生成とエネルギー源として使われる。
人間の体は20%ほどのタンパク質と70%ほどの水分とその他で構成される。タンパク質は体を作る主要な要素である。
肉肉、魚、穀物などから摂取したタンパク質は、20種類のアミノ酸に分解され、私たちのカラダの中で再び、体を作るために再びタンパク質を合成する。
20種類のアミノ酸のうち体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、それ以外の体内で合成可能な11種類のアミノ酸を非必須アミノ酸という。
必須というのは必要という意味なので、これだけあれば良いと思ってしまいがちだ。
非必須アミノ酸が不要というわけではない。むしろ大事なアミノ酸だから、体内で合成しているともいえる。
体内では、たんぱく質に再合成するのに使われたアミノ酸以外に細胞や血液に蓄えられている、遊離アミノ酸があり、生体維持の不可欠な役割を担っている。
20種類のアミノ酸はそれぞれ重要な役割を持っているが、主な役割は筋肉や肌などの作る。エネルギーを作る。体の機能を正常にするなどがある。
2009年9月23日水曜日
ポリアミン
玄米(お米)に味噌汁、漬物などの野菜に少しのおかず、鮭や海苔、卵、豆腐、納豆などの伝統的な日本食を日常的に取っていれば、健康な体と若々しい肌を維持することができる。
9月12日のNTV系「 世界一受けたい授業」でガンもメタボも炎症であるとして、ポリアミンが炎症を防ぐ切り札になると紹介されていた。
人間の病気や老化の90%は活性酸素が原因といわれている。
人間がもともと生きていくために吸った酸素の中からストレス・喫煙・紫外線などの刺激で毒性の強い活性酸素に変化する。これが細胞を傷つけて、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす。更に、アトピー性皮膚炎、シミ、シワの原因となったり、老化のスピードを早めたりもする。
活性酸素を上手に除去できればシミ、シワもなく健康な肌、体になることができる。
この活性酸素の除去に効果があるのが多くのポリフェノールやリコピンなどの抗酸化物質だ。
早田邦康准教授の研究では、炎症である活性酸素の原因そのものを除去する働きをするのがポリアミンだと言う事だ。
ポリアミンはアミノ酸の一種であるアルギニンから細胞内で合成されるが加齢に伴ない、ポリアミンを合成する酵素の活性が減少してしまう。
これを補うのが、食物に含まれるポリアミンを摂取する事だ。大豆、キノコ類などに多く含まれ、とくに、大豆を発酵させた納豆、醤油、味噌やヨーグルトに、ポリアミンが多く含まれる。
伝統的な日本の大豆や発酵食品を取ることでポリアミンが有効的に摂取できる。
2009年9月22日火曜日
肥満のおおい国、BMI
肥満が一番多い国はアメリカだろう。
アメリカでは、多くのおばさんは小さな小錦みたいな体型をしている。おじさんは顔は普通だが、お腹周りが半端じゃなく大きい。いわゆるメタボだ。
おじさん連中は仕事で飛び回っているのでいわゆるだぶだぶという感じではなく、お腹だけが硬く飛び出ている感じだ。
目をアジアに向けると、韓国でも、中国でも、シンガポール、タイ、インドでもアメリカ人のような肥満は少ない。
やはり、カロリーの過多が原因と思われる。ダイエットの基本はまずはカロリーを適切な範囲に抑える事から始めるべきだろう。
肥満の度合いを表す数値にBMI(Body Mass Index)がある。
体重[kg]/身長[m]2:体重を身長の二乗で割った数字だ。
BMIの基準値は22で25を超えると肥満、30を超えると高度肥満と言われる。
Wikipediaに国別のBMIのデータが載せられている。一番高い国はダントツでUSA(アメリカ)、ちなみに一番低い国はこれもダントツでKorea(韓国)と並んでJapan(日本)のようだ。この統計には発展途上国は含まれていないようだ。
2009年9月21日月曜日
低インシュリンダイエット
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある。
炭水化物は胃の中で消化され、糖分(グルコース)に分解される。この糖分(グルコース)は腸で吸収され血管を通して全身に送られる。
このグルコースは細胞の主なエネルギー源であり、とりわけ人間にとっては、思考の際の脳のエネルギー源であり必須なものだ。
問題は、グルコースが必要以上にあった場合に余ったグルコースが脂肪に変換されて体内に蓄積されてしまう。この体脂肪の生成は血糖値が高いとき、インシュリンが血液中に多く存在するとき、そして脂肪酸が血中に多く存在するときだ。
低インシュリンダイエットとは、インシュリンを低くおさえる食品を取ることで、血糖値を低く保ち、インシュリンの脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼をすすめるというダイエット法の一つである。
インシュリンには、血中の糖がエネルギーとして消費されるのを促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞に運んでたくわえさせる働きがある。このインシュリンの分泌量を低く抑えると、糖が脂肪細胞へ運ばれにくくなる。また、脂肪細胞からエネルギーを引き出して消費させるグルカゴンの分泌もうながされる。低インシュリンダイエットを行うには、食べていい食品と避けたほうがいい食品を主食をメインに、GI値でおおまかに分けて、血糖値を上昇させない食事を取る事が望ましいい。
白米より玄米、うどんよりパスタや日本そば 、食パンよりライ麦パン、白米なら半分食べて、他は豆腐やトマト、納豆などがGI値が低いのでダイエットに効果がある。
GI値としては、
精米81に対し玄米55、うどん85に対し日本そば54パスタは50、やさい類ではジャガイモ90に対し、サツマイモ55そしてトマトや大豆は30などだ。
どうしても高GIの食品を食べるときは、食物繊維を一緒に取る事により、消化吸収を遅くし、インスリン分泌を抑える事ができる。
2009年9月20日日曜日
パントテン酸
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
パントテン酸は、水にとける水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群を構成する栄養素、別名ビタミンB5とも呼ばれている。
パントテン酸の名前は、広くどこにもあるという意味であるといわれ、その言葉の通り動植物食品に広く含まれており、通常の食生活では不足することは無いと言われる。
主な働きは、脂質を分解してエネルギーに変えるのを手助けすることで、その作用によって、結果としてさまざまな効能が期待できる。
パントテン酸は余分な脂質が原因のにきびや肌荒れを改善、アトピー性皮膚炎にも効果あるとされ、美肌の栄養素と言える。
パントテン酸は、葉酸やビタミンB6とともに免疫のためのたんぱく質を作る働きがあり、これにより風邪や細菌などの感染症に対する抵抗力が高まる。
コレステロールには血液を循環してコレステロールを細胞まで運ぶ悪玉コレステロー ル(LDL)と、血液や細胞内にある余分なコレステロールを回収する善玉コレステロール(HDL)がある。
パントテン酸にはこの善玉コレステロール(HDL)の生成を促す働きがあり、悪玉コレステロールを回収し、動脈硬化や心筋梗塞などの予防に効果がある。
パントテン酸は、広く食品に含まれるが、特に多いのはレバー、納豆、さけやいわしなどの魚介類、肉類、卵などだ。
2009年9月19日土曜日
ナイアシン(ニコチン酸)
食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンとミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある
ビタミンには粘膜の形成に役立つビタミンA,
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB、
免疫力を高めるビタミンC、
骨や歯を形成するビタミンD、
抗酸化力の強いビタミンE、
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある。
ナイアシンはニコチン酸ともいい、ビタミンB群に属する。ビタミンB3ともいう。
ナイアシン(ニコチン酸)の多い食品は、あじ、いわし、カツオなどの魚類、牛や豚の肝臓、鶏や豚などの肉類。玄米、キノコ類、りんごや落花生等に幅広く含まれる。
ナイアシンの必要摂取量は3.3mgに対して平均摂取量、男性16.3 女性13.5mgとほぼ必要量を満たしていると考えられる。
ナイアシンは、三大栄養素をエネルギーに変えたり、アルコールの分解、動脈硬化の予防に効果がある。
ナイアシンは糖質、脂質、たんぱく質などの三大栄養素から、エネルギー変換を助ける。体内にナイアシンが吸収されると活性化され、ビタミンB1や B2、B6などと共に、エネルギーを作りだす働きがある。このとき、ナイアシンは酵素の働きを助ける役割をしていて、「補酵素」と呼ばれています。
ナイアシンはアルコールを分解する働きがある。体内で、アルコールを分解するときは、「アセトアルデヒド」という有害物質が出来る。ナイアシンは、このアセトアルデヒドを分解する。アルコールの飲料で、その量に比例
ナイアシンは普通の食生活で不足することは無い。ただし、酒量が多く、食事をほとんど摂らない場合、ペラグラにかかり、皮膚炎や胃腸障害、精神障害などが起こることがある。
ナイアシンは、脂肪の代謝を良くするため、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがある。また、毛細血管を広げる働きもある。血液中の老廃物が少なくなって、血液がサラサラになり、血管全体の血行が良くなるという効果が期待できる。このため、動脈硬化や高脂血症などの、生活習慣病を予防できます。
2009年9月18日金曜日
ウコンの力
1.手軽である。
カレーはレトルトなので簡単に準備ができる。朝から営業しているカレー店がある。
2.目覚まし
カレーを食べるとカレーの中に含まれる薬効成分が血流を促す。体に血がみなぎることにより元気が出て目が覚める。
3.イチローをまねして
イチローが朝カレーをしているという事がマスコミで騒がれて良く知っている。
ウコンは英語名をターメリックともいわれ、カレーの主要な原料だ。
ウコン」はカレーの香辛料に使用されるショウガ科の多年草で、インドや中国で古くから、黄疸などに効く生薬として珍重されていた。
ウコンには精油成分と色素成分が含まれる。
精油成分の代表は胆汁の分泌を促進する、ターメロンやシネオールなどがある。
色素成分(黄色)としては肝臓の働きを強化するクルクミンがある。
ウコンの効果は胃腸を強化する、肝臓を保護し二日酔いを防ぐなどだ。
又、コレステロールの減少やダイエット効果も期待できる。
ピロリ菌の除去や抗酸化作用で肌の老化防止にも効果があるとされる。
2009年9月17日木曜日
白子
白子(精巣)は、まさに「精」を補う作用がある。白子の栄養成分は骨を丈夫にするのに欠かせないビタミンDが豊富に含まれている。
白子には、エネルギー代謝を促すビタミンB1とストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの分泌を促すパントテン酸がおおく、疲労回復に効果がある。
医食同源とは、体を丈夫にしたければ、その部位を食べると言う意味らしい。胃の悪い人は動物の胃を、肝臓の悪い人はレバーを食べるとよいと言われる。男性の精力を向上させたければ白子が一番だ。
故郷の岩手では魚の白子(精巣)を、新鮮なものは模様が菊の花のように見えることから、菊子「きく」というが、北海道では「タチ(タツ)」、秋田県、山形県、福井県では「だだみ」というらしい。
白子としては鱈が最も一般的で、それ以外にも河豚や鯛、アンコウなどがあるようだ。
白子の料理の仕方としては、素材のうまみをそのまま生かすために、汁ものに入れたり、ポン酢で食べるのが一般的だと思う。
河豚の白子に比べれば鱈の白子は??と言うのが定説だが、残念ながら河豚の白子は食した事がない。私は鱈の白子で満足だ。
2009年9月16日水曜日
椎茸の家庭栽培
椎茸は健康に非常に効果があるにもかかわらず安価で手軽に手に入れられ、栄養効果も料理のレパートリーも広いものだ。それに加えて自分で栽培できるとなると。育てる楽しみも得ることができる。
家庭菜園で野菜などを育てる人は多い。昔は椎茸も家庭で作る事があったが、栽培後の木の処理や場所の制約などで最近は少なくなって来ている。
最近の栽培キットは菌床ブロックを使用するもので狭い室内でも栽培できるし、栽培後に菌床を燃やせるゴミに捨てる事ができるので非常に手軽に栽培できるようだ。
椎茸(シイタケ)は出汁の素としても大変おいしいものだが、食べてもおいしい。
乾燥してもそれほど小さくならないキノコは実は食物繊維が豊富にある。
特に椎茸、きくらげ類は食物繊維が多く腸の調子を整えダイエットに効果がある。
自分でキノコ狩りをする人もいるだろうが、キノコには毒キノコがあり、毎年のように毒で死んでしまう人がニュースで取り上げられる。珍しいキノコも食べてみたいものだが、命あってのものだね。
やはり買ったほうがよさそうだ。中には自分で作れるキノコもあるので試してみたい。
椎茸には骨や歯の形成するビタミンD、三大栄養素のエネルギー変換を助けるナイアシン(ニコチン酸)、粘膜の形成を助けるビタミンB2そして便秘の解消に効果のある食物繊維などが豊富に含まれる。
これ以外にも強い免疫賦活作用、制癌作用を持つと言われているβグルカンなどが含まれる。ビタミンDは日光に20分ほど当てると10倍になると言われているので、日光に当ててから食したい。
椎茸の効能、効果としてはがん、動脈硬化、骨粗しょう症の予防、ダイエットに効果があり、特有のエリタデニンが、血管にコレステロールが沈着するのを防ぎ、血流が良くなると言われる。
昭和年代までは一般の家庭でホダ木に菌糸のついた小さな木片(ダボ)を打ち込んだ物で栽培がおこなわれていた。この栽培方法は栽培するするスペースの問題や栽培後の木の処理の問題があり、近年栽培は少なくなってきた。
近年はおが屑の塊に椎茸の菌を植えこんだ菌床栽培と呼ばれる栽培方法が開発され、小型、軽量で簡単に栽培できるようになってその栽培キットも販売されている。
2009年9月15日火曜日
ブナシメジ、本しめじ
特に干しシイタケやきくらげはその重量の半分以上が食物繊維というまさに食物繊維の王様だ。うまみだけではなく各種の栄養成分も豊富に含まれる。
香り松茸、味しめじと言われるようにしめじはおいしいキノコとして有名だ。スーパーで本しめじと言われているものはブナシメジの事だ。スーパーでは他に椎茸やマイタケなどが売られている。
ブナシメジにはシミの元となるメラニン色素の発生を抑制するチョロシナーゼ阻害物質を含み美白に効果があると言われる。
昔はキノコを食べるのは山に近い、いわゆる田舎に住んでいる必要があった。現代はキノコの人工栽培が盛んになり、近くのスーパーに行けば日本中どこでもキノコを簡単に手にすることができる。
一方、田舎では里山が杉の植林で荒れてしまい、台風が来れば鉄砲水で災害を起こし、家族でキノコ狩りに出かける楽しみもなくなった。自然環境を守るためには山には広葉樹の雑木林が必要だ。
きのこの魅力は食感、香り、そして味わいだ。シイタケは何百年も前から栽培されている。他のキノコも近くの野山にでき、キノコ狩りの楽しみをあたえてくれた。本しめじ、金茸、銀茸、アミ茸などいろいろなきのこが季節に楽しめた。
本しめじのうまみの素は5’グアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などのアミノ酸だ。うまみ成分は松茸を圧倒する。昔から「香り松茸、味しめじ」と言われるゆえんだ。故郷の岩手では昔は食べることがあったとおもわれるが、今は幻のきのこと言われる。
松茸は北朝鮮産の松茸が中国や韓国経由で輸入されるのでスーパーなど一般の市場に出回ることがある。本しめじは輸入されることもなく一般の市場に出回ることはない。スーパーで見かけるしめじやホンシメジは栽培種のブナシメジや平茸で本しめじとは全く関係ないものだ。
人工栽培することが不可能と言われてきた本しめじだが、最近は人工栽培に成功したところがあるようで一部購入できるようになっているようだ。インターネットで天然ものの本しめじが100g 900円くらいで売られているようだ、栽培ものはもう少し安いのだろう。
一度鍋物で本物を食べてみたいものだ。
キノコの栄養成分としては第一に食物繊維だ。便秘予防に効果を発揮すhttp://www.blogger.com/img/blank.gifるほか、動脈硬化の予防・改善にも有効。きのこの食物繊維に含まれるβグルカンという成分は、免疫力を高め、腫瘍の抑制に効果的がある。
カリウムも豊富に含まれており、余分なナトリウムを排出し、高血圧をhttp://www.blogger.com/img/blank.gif予防する。
ビタミンB1、「美容のビタミン」ともいわれるビタミンB2、ビタミンDのもとになるプロビタミンD(エルゴステリン)などのビタミンも豊富だ。ビタミン B群は高脂血症のほか、糖尿病や動脈硬化の予防・改善する。プロビタミンDは、白きくらげに含まれ、紫外線に当たるとビタミンDに変わる物質で、がん細胞に栄養を送る新生血管を抑えて、がんを縮小させる。
しいたけに含まれる特有の成分エリタデニンは、血中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、動脈硬化の改善、血圧降下、脳血管性痴呆症を抑制する。まいたけ特有の成分、X-フラクションはインスリンを正常に保って、糖尿病の予防と治療に効果が有ると言われている。(参照:きのこの栄養成分)
2009年9月14日月曜日
瀬田シジミ
シジミにはヤマトシジミと「瀬田シジミ」があるが、ヤマトシジミは宍道湖が最大の産地。全国の生産量の約半分が宍道湖産との事だ。
シジミの味噌汁は、二日酔いの朝にもってこい。タウリンや、アミノ酸、メチオニンが傷んだ肝臓を修復してくれる。赤味噌のメラノイジンも、しじみのオルニチンも基礎代謝をアップさせる効果があり、シジミの味噌汁は疲労回復やダイエットに効果がある。
琵琶湖に流入する川の数は数知れないが、琵琶湖から流出する川は一本だけだ、瀬田川となって琵琶湖の水は京都、大阪へ流れていく。途中京都では宇治川、大阪では淀川と名前を変えながら流れる川だ。
琵琶湖には特有のシジミがあり、「瀬田川」で多産したために「瀬田しじみ」と呼ばれかっては6000トンもあった漁獲量は現在300トンを割り込んでいる。
シジミは、ミネラルやビタミンB12が豊富に含まれており、肝臓病予防に効果があると言われる。タウリン・コハク酸・アスパラギン酸・メチオニン (アミノ酸の一種) が多量に含まれている。
メチオニンは毛髪を形成するタンパク質、ケラチンを組成するのに必要な18種類のアミノ酸の内のひとつで育毛・発毛に役立つとされる。
メチオニンは脂肪を乳化する働きがあり、その働きによって、肝臓や動脈に余分な脂肪を蓄積しにくくする。
メチオニンは肝臓内に侵入した鉛・水銀・カドニウムといった有害金属類と積極的に結合、排出してくれる。肝臓機能を保護・改善し、代謝も高めてくれる働きがある。二日酔いに効果があると言われているのはこの効果のためで、アルコールをを飲む人には欠かせないアミノ酸だ。
又、タウリンはコレステロールの分解を促進し、ダイエットに効果がある。
2009年9月13日日曜日
クラスターの小さい水
クラスターの小さい水は体に良くしみ込み体をうるおしてくれる筈だ。
9月に入りやっと日中30度以下になって少し涼しくなってきた。これからは、積極的にウォーキングや運動をしたい、部屋に戻ったら汗を拭いて冷たい飲み物を飲みたい。
カルピスはさわやかな甘さでのどを潤してくれる。冷たいコーラはガツンとのどに響く。かき氷はのどのうるおいと暑さを忘れさせてくれる。
体が水分を要求しているのだ。
水はだれもが知っているようにH2O水素二つが酸素一つと結びついたものだと学校で教わった。いわゆる水分子だ。
この水分子がたくさん集まったものが水だと思いこんできた。でも実際はそうではないらしい。水分子がいくつかブドウのように集まってクラスター(房)状になっている。分子一つの水なんてものは存在しない。
普通の水道水は分子が数十のクラスターだが、世に言う名水のクラスターは数個らしい。これが体に取り込まれる。大きな房の水道水は体に吸収しにくいが、クラスター数個の名水はしみいるように体に吸収されうのだろう。皮膚につけてみて体にしみいるような水であればおいしいし体にも良い筈だ。
クラスターの小さい水は老化をなだらかにし、体に良いのだ。
哺乳類の老化は体から水分が減ること。細胞との結合が強いクラスターの小さな良質の水はお腹にたまらず、体の細胞に浸透し水分不足を補うことで老化をなだらかにすることに役立といわれている。(「わかさ 瓜割の水」より一部引用)
2009年9月12日土曜日
いくら、筋子
鮭は身を食べてもおいしいが、卵はいくらや筋子として日本人が最も好む海鮮料理の具材の一つだ。
鮭は日本人が最も好む魚だ、古くから保存食の塩引きにした鮭の切り身を焼いて食べたり、バターで炒めたりする。
最近ではお寿司屋さんでも食べるようになってきた。鮭のピンク色はアスタキサンチンと言い強い抗酸化力を持つ、鮭にはそのほかにも中性脂肪を減少させ、血管の若返りに役立つDHAとEPAが豊富に含まれる。良質なたんぱく質やアミノ酸、カルシウムの有効活用に必須のビタミンD、貧血を防ぐビタミンB12、貧血や口内炎を防ぐ葉酸、皮膚炎を防ぐナイアシンも含む。
又、皮にはアミノ酸を豊富に含むコラーゲンがある。
鮭の卵はイクラや筋子だ、EPA・DHA・ビタミンA・カルシウムなどの栄養が豊富だが、コレステロールが多いとされるので食べすぎには注意が必要だ。
2009年9月11日金曜日
健康ウォーキング
江戸時代、参勤交代で日本中の大名家は徒歩で江戸と自藩を移動した。これが現在の道路の基盤となっている。東海道は一号線、中山道は八号線、東北道は四号線などだ。明治に入り、鉄道が発展したが、鉄道網は従来の道路に沿って敷設された、一部は政治家の地元を優先するために路線を変更されたものもある。東海道新幹線の岐阜羽島なども政治駅の一つだ。滋賀県でも、本来国道一号線沿いに東海道線ができるべきところ八号線沿いにできている。国道一号線は草津線が敷設されローカル線に留まっている。名神高速道路も同様8号線沿いに作られたが、最近オープンした新名神はより昔の旧東海道に近い路線になっている。
日本は狭い国と思われているが、実は全長3000km(北海道東北端から西表島)に及ぶ。鹿児島から青森までの道路の長さは2100kmもある。
これだけの距離を日常的に人々が移動したために宿場町ができた。歌川広重の東海道53次で有名な宿場町が形成されてきた。
アメリカは日本の何十倍も広いが都市間の距離から言えば日本とそれほど変わらない、面積も広く開拓に必要ないろいろな道具を持ちながら移動したため、馬車による移動が一般的だったようだ。日本人は馬肉を食べたりするが、アメリカ人にとって馬を失うと言う事は命を奪われるのに等しく。馬泥棒は死刑だったようだ。とにかく馬に対する愛着は日本人の比ではない。
近年になって日本もアメリカも自動車が普及してきたが、徒歩の文化と馬車の文化の違いはいまだにあるようだ。日本では自家用車も使うが、電車も多くつかわれ家から駅までは徒歩で歩くと言うのが一般的だ。アメリカではほとんど徒歩を想定していない。歩いて5分足らずの近くのスーパーでさえ歩くことはほとんどない。実際信号つきの横断歩道もなくて怖くて歩けないのだ。
こんな歴史の思いをはせ、健康のためウォーキングをしたいものだ。
2009年9月10日木曜日
ビタミンM(葉酸)
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB、
免疫力を高めるビタミンC、
骨や歯を形成するビタミンD、
抗酸化力の強いビタミンE、
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある。
それぞれの効能を理解し、自然の食材から補給することは健康的な毎日を過ごすために大切な事だ
ビタミンMは葉酸はかつてはビタミンMとも呼ばれていた、現在はビタミンB群に数えられる。
レバーやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれる。
ビタミンB12と一緒に働き、核酸の合成、赤血球の合成、体内でアミノ酸やたんぱく質の合成を促進し、皮膚や口内の粘膜の強化に役立つとされる。
葉酸が不足すると、悪性の貧血、口内炎、食欲不振、等の症状が現れる。
妊娠初期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害を起こしやすくなる。
葉酸は通常、腸内細菌によって合成され、通常では葉酸が不足することは無いが、妊婦の場合は不足することがあるので悪性貧血などがある場合はサプリメントなどで補充する必要がある。
2009年9月9日水曜日
秋の果物桃
桃は二種類おいてあり、完熟(柔らかいもの)と硬い桃があった。硬い桃は皮ごと食べるのだそうだ。そういえばこの前の秘密のケンミンSHOWでも硬い桃の話が出ていた。さっそく買って帰った。山梨県民だけでなく、産地に近ければ硬い新鮮な果物が食べられる。
食べた感想は硬い桃も柔らかい桃もどちらもおいしい。ただし柔らかいりんごは食べたくない。
桃は、食物繊維のペクチンがたくさん含まれている。この食物繊維は便秘予防、大腸癌予防、美肌に効果が有ると言われている。ペクチンは、植物の細胞壁の構成成分として、セルロース等他の成分と結合して、植物細胞をつなぎ合わせる「セメント」の働きをしている天然の多糖類で量の違いはあるが、ほとんどの野菜、果物に含まれる。
又、癌の発生を押さえる抗酸化物質のポリフェノールも含まれている。
行ったついでに葡萄も少し購入した、高い葡萄はまるで砂糖をなめているようだ。糖度が高すぎるのではないかと思う。少し安いさっぱりした甘さの葡萄を購入して帰った。ここ滋賀県では桃よりも葡萄の方が栽培が盛んなようだ。
【ヒミツの習慣 】

「山梨県民は、リンゴみたいに固い桃が大好き!?」
全国的に、桃は柔らかくなった状態が食べ頃だと言われている。だが、桃の産地である山梨の県民が食べる桃は、りんご級の固さらしい!?実は固い桃も柔らかい桃も糖度はほぼ同じ。しかし採れたての固い桃を食べることができるのは産地の近くに限られるため、カリッとした歯ごたえの桃を好む習慣は他の地域には広まらなかったらしい。
2009年9月8日火曜日
柿はビタミンCも多く、消臭効果のタンニンも豊富
ビタミンの中ではやはりビタミンCとビタミンBが最も大切だ。
柿には、何といっても免疫力を高めるビタミンCが豊富。レモンやイチゴに負けないビタミンCの含有量だ。
ほかにも、骨粗鬆症の予防に良いビタミンK、疲労回復に効果があるビタミンB1、B2、抗酸化性の強いカロチン、タンニン(渋味の原因)、ミネラルなどを多く含んでいるため、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるほど。また、「二日酔いには柿」といわれている訳は、ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出してくれるからだ。タンニンには他の食べ物には無い、これ以外に強力な効力がある。
消臭効果のある食べ物と言えば、緑茶が有名だ。緑茶に含まれる緑茶ポリフェノールに強力な消臭効果があるのだ。デートの前に口臭を防ぐガムも良いが、柿を食べると驚くほど臭いを消す効果があるのだ。柿の消臭効果は、タンニンによるものであり、その消臭効果は、消臭作用が強いと言われる緑茶ポリフェノールの 7倍もある。
デートの前に食べた納豆、餃子、ニンニクの良く利いた料理を食べると口臭が強くなる。臭い息でデートをしたら、どんなに美男・美女でもふられる事は間違いない。
デートの前に柿を食べると息が臭くなくなる。ニンニクで臭いのきつい韓国料理の後に柿は最適なデザートになるだろう。
古来日本人に愛されている柿だが、世界中から果物が輸入されるこんにち人気はもう一つのようだ。スーパーでもマンゴーは見かけるが柿はあまり見かけることが少なくなった。
柿にはいろいろな種類がある。近畿地方では京都の西にある大枝の富有柿が有名だ。国道9号線沿いには冨有柿の販売店が多い。ここの柿は少し硬いが甘みの多いおいしい甘柿だ。
2009年9月7日月曜日
卵かけご飯はおいしい
朝食の卵かけご飯は、納豆などと並ぶ日本の家庭食の代表だ。世界広しといえども卵を生のまま食べるのは日本だけのようだ。
他国で生卵を食べないのは、食文化や食習慣のせいもあるけれど、それ以上にサルモネラ菌の問題があるからだ。日本では生食を前提にして養鶏家が衛生管理を良くしているからだろう。
卵かけご飯専門の食堂ができたり、卵かけご飯専用の醤油が販売されたり、専用と称する卵も販売されており、まだまだ卵かけご飯の人気は続きそうだ。
卵は物価の優等生と言われ、卵は日本人にとって貴重な蛋白質の補給源として長くその地位を守ってきた。鶏卵は毎年約250万トン生産され、茨城、千葉、鹿児島、愛知の順で生産量が多い。
卵はもともと生命の始まりなので、生命のために必要な栄養分がぎっしり詰まっており、乳製品と並ぶ完全食品だ。
卵は8種類の必須アミノ酸や、免疫力の向上に効果がある、ビタミンC以外のビタミンやミネラルをバランスよく含む。
その中で特にコレステロールを下げるとされるレシチンとメチオニンは体に良い成分と言える
卵黄には多くレシチンが含まれている。レシチンは血中コレステロールの値を正常に保って、動脈硬化を予防する働きがある。
また、レシチンの主成分から作られているコリンから作られるアセチルコリンには老化や痴呆を予防する効果があると言われている。
卵にはメチオニンという栄養素が豊富に含まれている。メチオニンは肝臓によい作用を及ぼして、肝機能障害に効果的であると言われている。
生卵以外にも、目玉焼き、卵焼き、ゆでたまご、温泉卵など卵料理は多い、一日に2個ぐらい卵を食べてもコレステロールを増やす心配は無いので毎日卵を食べたいものだ。
2009年9月6日日曜日
ピンク色の鮭
古くから塩引きと言って塩で保存した鮭を食べたが、最近は刺身やお寿司でも食べるようになってきた。
サケは古くから"鮭は生食するものではない"と言われてきた、その理由としてアニサキス"と言う寄生虫が潜んでいる事からといわれる。前に同じような話を「美味しんぼ」でも読んだ記憶がある。だから日本では長くサケを刺身やお寿司で食べる事が無かった。でも最近はパックのお寿司、回転寿司でサケは定番になってきている。これも冷凍技術の進歩のせいと外国人のサーモン好きで海外からサケの刺身、お寿司が普及し日本に逆輸入されたものだろう。
幸い寄生虫やその卵も熱に弱く、また-20℃以下に冷凍すると2日間で死ぬとされる。又川魚や沢ガニ、にも寄生虫が寄生しているので生食しないよう注意が必要だ。
サケの栄養成分の特徴としてあのサーモンピンクがある。サケはオキアミやエビなどをエサとして食べ、それらが含む赤だいだい色の色素、アスタキサンチンを体内に蓄える。(エビや蟹に含まれるリコピンと同じようなものだ。)
アスタキサンチンはβカロチンと同じカロチノイド系色素だ。アスタキサンチンは活性酸素を除去し、動脈硬化を防ぐ。ポリフェノールではないが、やβカロチンより格段に強い抗酸化力を発揮する。ベニサケの切り身一切れと同じ抗酸化力を得るには、ビタミンEの豊富なアーモンドを1.1キログラムも食べる必要があるそうだ。
サケには血液をさらさらにして中性脂肪を減少させ、血管の若返りに役立つドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれる。
そのほか、良質なたんぱく質やアミノ酸、カルシウムの有効活用に必須のビタミンD、貧血を防ぐビタミンB12、核酸の合成、赤血球の合成、体内でアミノ酸やたんぱく質の合成を促進する葉酸、皮膚炎を防ぐナイアシンも含む。
身の部分以外にもいろいろな薬効を持つ部位がある。腎臓はビタミン、ミネラルを、中骨は骨格の形成に役立つカルシウム、リンが豊富。頭部の軟骨部分はコンドロイチン硫酸を多く含み、脂質の吸収を抑制する働きがある。皮にはアミノ酸を豊富に含むコラーゲンがあり、皮の下の脂質もDHA、EPAが豊富だ。
2009年9月5日土曜日
レシチン
レシチンの効能としてはコレステロール値を下げる。動脈硬化を予防したり、胆石を予防する。 老化の防止、脳細胞の活性化 脳細胞の活性化をに効果があり、記憶力の維持に役立つとされる。
レシチンとはもともとギリシャ語で卵黄を意味する言葉から発生した脂質の一種。レシチンは水溶性の物と脂溶性のものを結びつける作用がある。
レシチンは、水と親しみにくい脂肪であるコレステロール、中性脂肪、脂肪酸等と一緒になって、それらを水に溶けやすくする役割を持ち、さらに細胞の中からコレステロールを取り除くときに働く酵素の作用を助ける。
レシチンは、油を水に分散させてエマルジョンを作る乳化力、皮膚や粘膜から物質を透過吸収する浸透作用がある。
体内で脂肪がエネルギーとして利用・貯蔵される際、タンパク質と結合し血液の中を移動するが、このタンパク質と脂肪の結合にレシチンを必要とする。
レシチンは、人体のすべての細胞の中で必要な栄養素を吸収し、不必要な物質を排泄する役割があり、体内のすべての細胞に欠かせない、各々の細胞の働きに応じた化学構造をしたレシチンがある。
レシチンが豊富に含まれている食べ物には、卵黄、大豆、穀類、ゴマ油、コーン油、小魚、レバー、ウナギなどがある。
2009年9月4日金曜日
キクラゲ
キクラゲはクラゲに似た食感で木にできることから日本ではキクラゲという。漢字(中国)では形状が人間の耳たぶが木にくっ付いて見えることから木耳という。中国ではいろいろな料理にキクラゲが使われている。日本では酢のものなどが多いようだが、いろいろな料理に多用したい食材だ。
キクラゲは世界中に分布するキクラゲ科のキノコ。夏~秋,広葉樹の枯木,倒木上に群生。体は人の耳たぶ状で径数cm,薄く寒天質で,かわくと軟骨質となる。
キクラゲに含まれる栄養成分はカリウム、カルシウム、鉄分、マンガンなどのミネラル、骨や歯の生成に効果のあるビタミンD、疲労回復に大切なビタミンB1とレシチン、便秘や肥満を防ぐ食物繊維等が含まれている。食物繊維の含有量は、キノコの中で一番多く寒天に次いで食物繊維量の多い食べ物だ。又、キクラゲに含まれる多糖類はコレステロールを除去し、ガンの予防にも有効といわれている。
キクラゲに豊富に含まれるエルゴステリンは、ビタミンDと同様にカルシウムの吸収を促進するので骨粗鬆症の予防に効果がある。鉄分は貧血に効果があり、血液をサラサラにしてくれる。
2009年9月3日木曜日
ミネラル
何万年という長い年月が経ち海藻から光合成で発生する酸素はオゾンとなり大気圏外に蓄積された。オゾンは太陽の紫外線が地上に到達するのを少しずつ遮り始めた。このときから、植物も、動物も、体のかたちや暮らし方を変化させて、海から陸へと生活の場を移動してきた。我々人類の祖先である哺乳類も地上に上がり始めた。地上に上がってからも哺乳類、人類はその昔海の中から吸収してきたミネラルを必要とした。代表的なものが塩化カルシウム(塩)だ。塩が体にとって必須であるのは古くから判っていたが、それ以外の微量の無機質は少し無視されてきた。食卓でとる塩は合成で99%以上塩化カルシウムで構成されていて、天然の塩(海水)に含まれる微量無機質は食卓から無視されてきたのだ。
ミネラルとしては栄養素としての無機質。カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・燐(りん)・硫黄・鉄などの無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。
従来は自然の食事や飲み水で自然に必要なミネラルが補充されてきた。
それが、井戸水から水道水、堆肥農法から肥料農法、天然の塩から化学塩の使用などへと変化や欧米化した食事等でミネラルが不足してきている。
ハンバーガーには、その中に含まれるリン脂質によりミネラルが体外に排出されてしまっている。
このようなミネラル不足は生活習慣病になりやすくなったり、ストレスに対する抵抗が低下してしまうことになる。
ミネラル不足を解消するためには、自然塩、ミネラルの多い麦茶や海洋深層水などが有力だ。
2009年9月2日水曜日
酵素を有効に活用しダイエット
ダイエットには摂取カロリーをコントロールする。適度の運動で効果的に脂肪やエネルギーを燃焼する事が肝要だ。このような人体の働きは酵素が無いと効率的 に行われない。ものを食べて消化するのにもし酵素が無かったら歯にも胃にも腸にも負担がかかってしまうし、じゅうぶんに消化することはできないだろう。酵 素は人体内で物質が複雑な化学反応を選択的に効率的に助けてくれる奇跡の魔法なのだ。
人間の生体を維持するための酵素には三種類に分けられる。
食物酵素:自分自身を消化させるもので 野菜、果物、生の肉・魚などの生の食べ物と味噌、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品に含まれる。
消化酵素:食べ物の消化を助けるもので大根に含まれるジアスターゼが有名だが、多くの野菜、果物、肉、魚、発酵食品の中に含まれる。
最後は代謝酵素(維持酵素)だ。新陳代謝を高める、有害物質の除去、治癒力そして免疫力を高めるものだ。代謝酵素は一般に人体で合成されるが、人体が合成できるトータルの酵素の量は有限だ。
食物酵素や消化酵素に合成した酵素を浸かってしまうと、代謝酵素が不足し体調を崩してしまい。加齢による老化を起こしやすい。
焼き魚に大根おろし、ステーキにパパイヤそして酢豚にパイナップルを組み合わせると素材が持つ消化酵素が働きタンパク質の分解を助けてくれる。又食べ物を良く噛むことも唾液に消化を促し酵素を節約できる。
2009年9月1日火曜日
なめこは水溶性食物繊維も豊富
ムチンは、なめこだけではなく、納豆、里芋、オクラ、うなぎ、どじょうなどに含まれていて、ねばねばの元となる粘着物質のこと。糖類とたんぱく質が結合したものだ。
さらになめこは低カロリー(100g当たり15キロカロリー、脂質は0.2g)のうえ、食物繊維が豊富なので、便秘の解消や整腸作用があり、ダイエットに最適な食材だ。
古来ねばねば食品は人間の粘りを増す食べ物として愛されてきた。一番一般的な食べ物は納豆だ。納豆は近年東日本だけではなく関西等西日本でも食べられるようになり、その食べ方をめぐり、TVや本などで特集も組まれるほどだ。
もずく、なめこ、じゅんさいなどもぬるぬる食品で同じような性質を持つ。味噌汁に入れたなめこのぬるぬるとした食感は何とも言えない美味である。
それ以外にも、
オクラは水溶性食物繊維 ムチンが豊富な食べ物で、健康食品であるネバネバ食品の一つだ。オ クラは納豆程の人気はないが、もっと手軽に食べたい食材の一つだ、軽く茹でるとねばねば成分がのこり独特の食感だ、これに醤油をかけて納豆のように食べる ことができる。納豆は臭いが気になり食べられない人も少なくないが、オクラはその点臭いも少なく食べやすい野菜だ。ネバネバ成分は海藻のぬめりと同じよう に水溶性食物繊維でダイエットに非常に大きな 効果が期待できる。
モロヘイヤは王様の野菜としてクレオパトラが愛した健康野菜として一時ブームになった。
山芋や里芋はブームにはなっていないが日本人に1000年以上にわたり愛されてきた。これらのねばねば成分はその性質通り、精力を増し人間の粘りに効果があるとされてきたがねばねば成分は人の粘膜と同じような働きをするため、特に胃粘膜の保護に良いとされ胃潰瘍に効果がある。
水溶性食物繊維は食べものをねばねばで包み込むため胃の中に滞留する時間が長くなり、いわゆる腹持ちする。これにより過食を防ぐことができる。
腸に入ってからは分解された糖分や脂肪分がねばねばで包まれるために腸での吸収を抑え体内へ取りこまれるのを抑制する。又これらの食物繊維は腸内で水分を吸収し便の量を増やす事により便秘の解消に効果がある。