2009年11月11日水曜日

新型インフルエンザに馬肉?

新型インフルエンザに馬肉?

アジアでは冬の到来で新型インフルエンザ(H1N1型)が猛威を振るっているが、モンゴルでは馬肉に感染を予防する効果があるとのうわさが広がり、馬肉価格が高騰するという現象が起きている。(ロイター

新型インフルエンザには緑茶に含まれる抗ウイルス性のあるカテキンヨーグルトに含まれる多糖類の免疫力がこうかがあると報告されている。

新型インフルエンザに対抗するためには、インフルエンザの菌に対する直接的な攻撃力と病気を防ぐために体全体の免疫力を上げると言う方法が考えられる。

伝えられるモンゴルでの馬肉報道は、栄養分としてのアミノ酸やたんぱく質が体力、免疫力を高めインフルエンザに対する抵抗力を増す事を期待しての事ではないかと思われる。

菌をできるだけ避ける事と、普段からの健康維持が必要と考えらる。

2009年11月10日火曜日

酵素の働きを高めるミネラル、マグネシウム

マグネシウムは酵素の作用を活性化するミネラルだ。 


マグネシウムの一日の所要摂取量は男性で280~320㎎、女性で240~260㎎で上限は650~700㎎となっている。  


マグネシウムを多く含む食品はあおさが3200㎎、青のりが1300㎎、干しエビが520mgなど。 そのほか昆布、わかめ等の海藻類、鰹、鰯の丸干し等の魚類、アーモンド、栗、ゴマ、クルミなどの種実類、そして大豆、小豆、豆乳、納豆、黄粉、豆腐などの豆製品に多く含まれる。  


ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。


ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。  


ミネラルは一般的な有機物に含まれる以外に、生体にとって欠かせない元素のことを言う。  


ミネラルには亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12元素などの栄養素としての無機質、無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。

マグネシウムのミネラルとしての主な働きは、体内で約300種類もの酵素の働きをサポートしている。


カルシウムと共に摂取することで骨粗鬆症の予防に効果があり、この酵素の働きと関係してマグネシウムの主な効能は 
・精神を安定させる 
・心筋の動きを滑らかにする 
・体温や血圧を維持する 
・筋肉の動きを円滑にする 
・血液を固まりにくくする 
・ビタミンB群と働き、エネルギーの代謝を促進する 
・カルシウムと働き、骨を丈夫にする などがある。  


マグネシウムは普段の食事では不足しているともいわれるため、海藻、魚、種子類、大豆製品を積極的に摂取したい。

2009年11月9日月曜日

必須ミネラル、リン

リンは体内に約600g含まれ、その約80%は硬い組織に存在し、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして、骨や歯の構成成分となっている。他は約15%が筋肉に存在し、残りは脳、神経、肝臓などの組織にも含まる。

リンの一日の所要摂取量は700mgで上限は4000mgとなっている。

リンを多く含む食品はたたみいわしが1400mg、桜海老(素干し)が1200mg、脱脂粉乳が1000mg、カボチャの種が1100mg、ゴマ870mg、しらす860mgなど。
そのほか リンは牛乳・乳製品、卵黄、小魚類、豆類、肉類、ぬかや胚芽などに多く含まれている。

ミネラルには亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12元素などの栄養素としての無機質、無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。

ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。

リンの作用としては;
骨や歯の発達。
リン脂質として、細胞膜の構成成分。
リンたんぱく質、DNAやRNAなどの核酸、高エネルギーリン酸化合物の構成成分となり、生体のさまざまな代謝反応に関与する。
体液の酸とアルカリのバランスや浸透圧の調節
心臓、腎臓を正常に機能向上。
神経伝達にも関与する。

リンはリン酸として体内に吸収され、ほとんどが尿中に排泄される。生体内のリン酸は、腎臓からの再吸収や、骨への沈着と骨から血液中への溶出などによって調節される。
リン酸の腸からの吸収はビタミンDにより促進され、カルシウムとマグネシウムにより抑制される。

リンは食品中に多く含まれるため不足することはほとんどなく、むしろ過剰摂取が心配される。
リンの過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げ、カルシウムの過剰摂取はリンの吸収を妨げる。カルシウムとリンの摂取比率は、ほぼ同量が望ましいとされている。自然食品を食べている分にはこれらのバランスが保たれるが、加工食品を中心とした食事の場合カルシウムとリンのバランスが崩れる危険性が高くなる。

2009年11月8日日曜日

骨や歯を形成するカルシウム

カルシウムを多く含み吸収率の高い食品は牛乳、ヨーグルトなどの乳製品で、一日の所要量は男性で700㎎、女性600㎎と言われる。他には骨ごと食べる魚や殻ごと食べるエビや葉物に多く含まれる。

特にカルシウムが多いのが、脱脂粉乳(100g中1100㎎)、塩エンドウ豆(100g中1300㎎)、煮干し(100g中2200㎎)、干しエビ(100g中7100㎎)、ヒジキ(100g中1400㎎)等がある。

加齢とともに骨密度が低下し、骨粗鬆症を起こす事が多いがカルシウムはリンとともに骨や歯の形成に必須なミネラルだ。

ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。

カルシウムは骨や歯を構成するミネラルで、体重の1-2%を占める。血中にも含まれる。血中に存在するカルシウムは、脳-神経-筋肉の連絡や、筋肉の収縮、血液の凝固作用などの調整機能がある。

日本人に最も不足しがちなミネラルだ。又、激しい運動に伴って汗からも失われ、日々の食事で不足すると骨が弱くなり、骨折もしやすくる。

カルシウムはリン、マグネシウムなどととに骨や歯を形成し、健康を維持する。 それ以外にも心臓の鼓動を保ち、筋肉の収縮をスムーズにする。 神経の興奮を鎮め、精神を安定させる。血液を固めて出血を防ぐ。 各種ホルモンや唾液、胃液などの分泌にはたらく。 細胞の分裂、分化を促す。 白血球の食菌作用を助ける。 体内の鉄の代謝を助ける。
体液、血液の恒常性を維持する等さまざまな働きをする。

2009年11月7日土曜日

必須ミネラル、カリウム

カリウムは、ホウレンソウ、白菜、キャベツ、ニラなどの葉野菜、
大豆や枝豆などの豆類、
なす、ピーマン、かぶ、大根等の野菜、
里芋、サツマイモ、ジャガイモ、山芋などのイモ類、
トマト、アボカド、スイカ、りんご、ばなな、きういメロンなどの果物、
わかめ、ヒジキ、あおさ、とろろ昆布などの海藻、
そして牛乳やさわら、アジ、タイ、マグロなどの魚類と
幅広い食品に含まれている。

カリウムはナトリウム(食塩)と関係が深く、体内のナトリウムとカリウムのバランスを維持する必要がある。細胞内に多くのナトリウムが入ってくると、ナトリウムポンプという調節機能により、細胞外からカリウムを取り込むと同時に、変わって余分なナトリウムを細胞外へと排出して、一定の濃度を保つ機能がある。

ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。

カリウムには種々の効能があるが、中でもナトリウムの過剰摂取を防ぐ役割は非常に大切だ。

ナトリウムの濃度が高くなりすぎると高血圧の元となるため、塩分の取り過ぎにはカリウムの積極的な摂取が有効とされる。
過剰なカリウムの摂取は腎臓の機能が低下している場合は、排泄機能が十分に働かず、カリウムがどんどん体内に溜まってしまい、高カリウム血症を招くこともあるが、腎臓機能に問題のないほとんどの人にとっては過剰摂取は心配なく積極的なカリウムの摂取が望ましい。カリウムの必要摂取量は2005年より引き上げられ3500㎎となったが、日本人の摂取量の平均は2400㎎と不足気味だ。

カリウムは酵素を活性化を促し、筋肉のエネルギー代謝を助ける。
体内でカリウムが不足すると筋肉の収縮が円滑に行われなくなり、脱力によるだるさや、不整脈を引き起こす。
発汗によって水分と同時にカリウムも発散されてしまうので、カリウム不足により、全身の脱力感がでる。夏バテ時は水分だけでなく、カリウム等汗で失われたミネラルの補給が必要だ。

カリウムには筋肉の収縮・弛緩を助ける働きがあり、腸内の筋肉の働きを促し蠕動運動を助けて、便秘を解消する。

尿酸やたんぱく質の燃えカスなどの老廃物の腎臓における排泄を促す。

2009年11月6日金曜日

脳に良いアラキドン酸(ARA)、ビタミンF

アラキドン酸(ARA)は特に脳のアンチエージングとして注目されるビタミンの一種だ。

アラキドン酸は必須脂肪酸の一つで、γーリノレン酸とともにビタミンFと呼ばれる。英語名からARAともよばれ、記憶や学習能力など、乳幼児の脳の発育に不可欠と言われる。最近はこの脳に対する効果から中高年の脳のアンチエージングに期待が集まっている。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある

ビタミンには粘膜の形成に役立つビタミンA
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB
免疫力を高めるビタミンC
骨や歯を形成するビタミンD
抗酸化力の強いビタミンE
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある。

アラキドン酸はぶり、鯖、うに、卵黄、牛乳やレバー類に多く含まれる。

アラキドン酸の効果は免疫力の改善、記憶力の向上や粘膜の強化に効果があるとされる。

人間の脳は水分を除くと60%が脂質で、その中でもリン脂質が多く含まれる。リン脂質の中ではアラキドン酸(ARA)とDHAが大きな割合を占める。

DHAが脳に良いということは以前から発表されてきたが、同様にARAは脳細胞の細胞膜の若さ(しなやかさ)を保ち脳のアンチエージングに効果があると考えられるようになってきた。

2009年11月5日木曜日

失敗しないダイエット

アメリカの「リーダーズ・ダイジェスト・マガジン」が世界中から集めた失敗しない8つのダイエット秘訣を発表した(アメーバニュースより)

8つの秘訣とは以下の通り、二段目は筆者の理解した事。ダイエットは一日にしてならず、継続できる事をすることが肝心。

1. 満腹になる前に食事をやめる。
   腹八分目
2. オリーブオイルなど良質の油を使った料理を食べる。
   合成した油は使わない。
3. 食事中にテレビを見たり、仕事をするなど他のことをしない。(知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまう)
   食事は感謝して味わって食べる
4. 体を動かす。
   ウォーキングやラジオ体操など身近なところから運動を習慣化する。
5. 3食きちんと食べる。
   食事をスキップするとドカ食いになってしまう。
6. 一人で食事をしない。(周りに人がいると、暴食することがなくなり、ゆっくり食べることで少ない量で満腹感を得ることができる)
   食事は美しくしたい。
7. 空腹時以外食事をしない。(現代人にはストレスにより間食してしまう人が多い。)
   カウチポテトにならない。
8. 食事にグラス一杯のワインを付ける。(ポリフェノールが体内の悪玉コレステロールを酸化してくれる)
   日本人なら烏龍茶や緑茶もよい。

2009年11月4日水曜日

食品のカロリー

食物から摂取するカロリー量は簡単には食品100g当たり、油930、木の実600、肉450、魚200、穀物170(納豆含む)、野菜・果物30程度で考えればよい。


一日に必要なカロリーは男性、適正体重(63.58kg)の場合、18から29歳で1590キロカロリー、50歳以上の場合は1367キロカロリーとなる。(一日に必要なカロリー)  


食品の栄養やカロリー計算は「簡単!栄養andカロリー計算」に詳しい。  


おおざっぱなカロリーを把握するためには主要な食材の100g当たりカロリーを挙げてみた。  


100g当たりの三大栄養素のカロリー量は炭水化物とタンパク質が400、脂質が900  


油類: 930(ほとんどが脂質) 
肉:  450(ほとんどがたんぱく質だが脂質が少しある) 
魚:  200(骨や皮、水分などを多く含む) 穀類(調理済)
芋類も:170(水分を半分以上含む) 
木の実:600(脂質が多い)  
穀物(乾燥)芋類も(乾燥): 370(ほとんどが炭水化物) 
納豆: 200 
豆腐: 80 キノコ:20  


野菜類は水分が90%ほどあると思われるので20から30キロカロリーで果物は40キロカロリーほどである。  


簡単には油930、木の実600、肉450、魚200、穀物170(納豆含む)、野菜・果物30程度で考えればよい。  


肉を減らし魚にして、ご飯を減らして野菜・果物を増やせば低カロリー食になる。


2009年11月3日火曜日

運動によるカロリー消費量

50代の基礎代謝量の減少量はご飯一杯、ウォーキング一時間に相当する。

一日に必要なカロリーは男性、適正体重(63.58kg)の場合、18から29歳で1590キロカロリー、50歳以上の場合は1367キロカロリーとなる。(一日に必要なカロリー

50代になると基礎代謝の減少で223キロカロリーが余分なカロリーと言うことになる。これを食事制限や運動でコントロールする必要がある。

ご飯一杯は約150gでこれに穀物のカロリー170/100gをかけて約225キロカロリーとなる。

運動の場合、一時間当たりのカロリー消費量は;
通常歩行(ウォーキング)約200キロカロリー、
ジョギングは約400キロカロリー、
軽い運動が300キロカロリー、
激しい運動で約500キロカロリー
と考えればよい。ウォーキングや軽い運動の場合は一時間を目安に、ジョギングや激しい運動は30分程度で年齢による基礎代謝量の減少をカバーできる。
それ以外に半身浴はウォーキングとほぼ同じく、一時間で200キロカロリーとなっている。通常の入浴の場合は約230キロカロリーと少し多くなるが、長時間の入浴は体に負担が大きいので避けた方が良い。


当然の事だが、若い時から運動している人は若いときの運動量にこの時間を足す必要があるため、やはり食事のカロリーも減らす必要がありそうだ。今まであまり体を動かさなかった人はぜひ一時間のウォーキングを取り入れたいものだ。

2009年11月2日月曜日

一日に必要なカロリー量

中高年になると基礎代謝が落ち一日に必要なカロリー量は減少するが摂取するカロリー量は変わらないためエネルギーがあまり肥満になりやすい。
お腹周りが大きくなり二段腹、三段腹になるいわゆる中年太りになりがちだ。肥満を増え具ためには摂取カロリーを抑えるかウォーキングなどでエネルギーの消費を行う必要がある。

健康を維持するためにはまずダイエットの基本を理解しておくことが大切だ。


一日に必要なカロリーは適正体重、身長(m)×身長(m)×22、1kgあたり25から40超となる。(日本医師会

身長1m70cmの人で適正体重は63.58kg、事務職などの軽労働で1kg当たり25から30キロカロリーで、1590から1907キロカロリーとなる。

一方厚生労働省が発表している基礎代謝量は基礎代謝基準値×体重となる。
基礎代謝基準値は18から29歳で24に対し50歳以上になると21.5と低下する。(Wikipediaより)

適正体重(63.58kg)の場合、18から29歳で1590キロカロリー、50歳以上の場合は1367キロカロリーとなり、223キロカロリーも減ってくる。

一か月で考えれば6,590キロカロリーの差となる。

脂質は1g当たり、9カロリーなので脂質743g、脂肪は20%の水分を含むため、0.8で割って929グラムの脂肪に相当する。

簡単にいえば20歳のときと同じような食事をしていれば50歳を超えると、毎月0.9kg体重(脂肪)が増えると言うことになる。

これが年齢による代謝減少による中年太りの正体だ。

適正な体重を維持するために食事によるカロリー摂取量を減らす、運動でカロリーを消費する、筋肉をつけて基礎代謝量を向上させるなどの対策が必要になる。

2009年11月1日日曜日

BMI値

中高年になると基礎代謝が落ち一日に必要なカロリー量が減少するが摂取するカロリー量はかわらないためエネルギーがあまり肥満になりやすい。お腹周りが大きくなり二段腹、三段腹になるいわゆる中年太りになりがちだ。肥満を防ぐためには摂取カロリーを抑えるかウォーキングなどでエネルギーの消費を行う必要がある。

健康を維持するためにはまずダイエットの基本を理解しておくことが大切だ。

まず、自分の肥満度を把握する必要がある。肥満の指標としては体脂肪率やBMIがあるが。BMIの方が客観的な指標になりそうだ。(BMI値=体重/身長(m)/身長(m))

BMIは22が基準とされているが、一部の医療機関の調査ではやや肥満の25から30の内、25に近いひとの方が22を下回る人よりも寿命が長いとされている。22から25の内で自分の理想とするBMIを設定するのが良いと思われる。ちなみにBMI30を超える高度肥満はアメリカが30.6%に対して日本人は3.2%と約10分の一となっている。
つまり、国際的な基準で考えると日本人の97%は肥満を気にする必要がないと言える。

一昔前は理想体重なるものがあった、これは身長(cm)から100を引いた値に0.9をかけて得られる。

小学校で体積の計算をした事があるだろうが。箱のようなもので考えると体積は高さ(身長)×幅×厚さで計算される。相似形で考えると身長の3乗に比例するのは明らかだ。体重は体積に比例すると考えられるので相似形(の体型)の場合体重は身長の三乗に比例すると考えるのが適切だ。

BMIの場合は身長の二乗、理想体重の場合は1mを引いた後で身長の一乗で計算されており、著しく矛盾した計算式になっている。

身長170cmで考えるとBMI22は体重63.6kgで理想体重は63でほとんと同じになる。これはBMIにしろ、理想体重にしろ170cmの人の体重は約63キロが理想と言う(たぶん)統計データから出されたものだと思われる。

BMIで考える場合、身長がきわめて大きい人はBMI値は少し高めが良く、小さい人はBMIはより小さく維持する必要があると言える。

いずれにしてもBMI25程度は自身が納得するならば(見た目はべつとして)健康上全く問題ないレベルであると言う事を理解しておく必要がある。

2009年10月31日土曜日

ナトリウム、ミネラル

ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。ダイエットには炭水化物と脂質の摂取の制限と食物繊維を積極的に取る事が欠かせない。

一般的な有機物に含まれる以外に、生体にとって欠かせない元素のことを言う。

亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12元素などの栄養素としての無機質、無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。ミネラルには様々な薬効があるとされるが、一部で根拠のない薬効をうたい問題になるケースもでてきた。サプリメントで補給する場合は信頼のあるメーカ製を選びたいものだ。

ナトリウムは食塩(塩化ナトリウム)として摂取されており、リンと並んで日本人が摂取過多になりやすいミネラルのひとつ。体内の過剰なナトリウムを排出する働きをもつカリウムとのバランスよい摂取が必要だ。

ナトリウムは神経の刺激伝達や、血液などの体液の浸透圧の維持に働くほか、胃酸や腸の消化液の分泌を促して消化を促進したり、カルシウムなどのミネラルが血液に溶けるのを助ける役割を担っている。

ナトリウムは少量で必要量を満たせるため、不足する可能性は低いミネラルだ。しかし下痢や嘔吐などによって体内から急激に排泄されてしまうと、低ナトリウム血症となりめまいや痙攣が起こることがある、また、夏場や高温での労働などで大量に汗をかくことで体内のナトリウム濃度が減少する場合もある。
食欲不振や塩辛いものが食べたくなるなどの場合はナトリウムが不足している可能性がある。

慢性的なナトリウムの摂取過多は高血圧や胃がん、動脈硬化を招く要因となり、高血圧の原因となる。

ナトリウムは塩分として様々な食品に多く含まれている。ナトリウムは摂りすぎになる可能性が高いため注意が必要だ。

塩分の必要量は理想体重10kgあたり1gと言われている。理想体重が60kgの人は一日に6gの食塩が必要といる事だが、現在の日本人はその約2倍の12g程度の摂取量となっている。

2009年10月30日金曜日

亜鉛、ミネラル

ミネラルタンパク質脂質炭水化物ビタミンと合わせ五大栄養素の一つだ。又食物繊維を加え六大栄養素と呼ばれる事もある。栄養をバランスよく取る事は、ダイエット時のように食事を制限しているときは特に大切だ。

ミネラルは一般的な有機物に含まれる以外に、生体にとって欠かせない元素のことを言う。

ミネラルには亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12元素などの栄養素としての無機質、無機塩類であり。ごく少量で生理機能に重要な作用をする。ミネラルには様々な薬効があるとされるが、一部で根拠のない薬効をうたい問題になるケースもでてきた。サプリメントで補給する場合は信頼のあるメーカ製を選びたいものだ。

亜鉛とは体に必要なミネラルの一種で、見た目が鉛に似ていることからこの名前がつけられた。

体内の亜鉛は髪の毛・骨・皮膚などに含まれ、新しい細胞を作るときになくてはならないミネラル分。

亜鉛はビタミンCとともにコラーゲンを生成する為、亜鉛が不足するとシミやそばかすなど肌荒れの原因となる。

亜鉛は別名「性のミネラル」とも呼ばれ女性にとっても、男性にとっても大切なミネラル分で、特に女性の卵巣には多くの亜鉛が含まれており、ホルモンの働きを強めてくれる。

活性酸素を除去する酵素や粘膜を保護するビタミンAをサポートする。

その他にも亜鉛には味覚を正常にすることや、免疫力を高める・精神を安定させる・有害金属を排出する・育毛にも効果があると言われる。

亜鉛は食物などから摂取しにくいと言われるがサプリメントなどで過剰に摂取した場合は免疫力の低下や、同じミネラルの銅の吸収を阻止して、銅欠乏性貧血などを引き起こすこと恐れがあるためできるだけ食品から摂取したい。

亜鉛が多く含まれる食品は生牡蠣が一番多く100g中13.2mg、続いて豚のレバーに6.9mg、ほやに5.3mg含まれる。牛肉はいろいろな部位で約4.0mg含まれ、蟹にも約4.0含まれる。他にはいかなご、たらこ、しゃこ、鳥のレバーやしゃこ等に3.0から4.0程度含まれる。一日に成人男子で9mg、成人女子は7mg必要と言われている。

2009年10月29日木曜日

インフルエンザにヨーグルトが効果

カテキンが新型インフルエンザに効果があると言う事は既にTVなどでも取り上げられている。  


新たにヨーグルトのインフルエンザに対する効果もマスコミで取り上げっられ始めた。


これらの報道は北里大学での実験効果に基づいており、明治乳業のホームページに内容が発表されている。


ヨーグルトに含まれる多糖類(乳酸菌由来多糖類および多糖含有発酵乳)による免疫力の向上が効果があるとの事だ。  


多糖類と言えば思い出すのは、「きのこに含まれるβグルカンが有名だが、このβグルカンもアガリクスや霊芝、冬中夏草などの漢方薬にも使われるキノコ類が有名だ。もちろんスーパーでも安価に購入できる食材のマイタケにも含まれるものだ。  


カテキンと言い、ヨーグルトと言い、共通するのは免疫力を高める事がインフルエンザに効果があると言うことだ。


これ以外にも納豆や漬物など免疫を高める日本の食事(「まごはやさしい」や「ポリアミン」等)は健康に良いと考えられる。

2009年10月28日水曜日

豆腐の好きな岩手県民、秘密のケンミンShow

先週のytv「秘密のケンミンShow」で岩手県の豆腐好きが紹介されていた。

◇豆腐好き県民

岩手県は、年間豆腐購入量が1世帯あたり日本一。盛岡市では毎月12日を「豆腐の日」と定め、市内のほとんどの小学校の給食に豆腐メニューが出る。




豆腐納豆いずれも大豆を原料とする健康食品だ。

豆腐は大豆からできる豆乳をにがりで固めたものだが、その名前故発酵食品である納豆と混同したのではないかとの俗説もある。腐は「くさる」と言う意味ではなく「かたまる」という説もあるが、現在の中国語では腐はやはり日本語と同じく「くさる」という意味が主体だ。
名前の由来はいまだ判然とはしないが、納豆同様栄養食品である事は間違いない。

豆腐に含まれる主な栄養とその効用は;

大豆には三大栄養素の一つであるタンパク質が含まれる。大豆タンパク質には人間の体内では合成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているほか、必須不可欠なアミノ酸が多く含まれている。

サポニンは抗酸化作用が強く、老化を促進させる活性酸素の働きを抑える。また、血圧の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだり、がんの発症を抑制したりする。

女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンは女性の力強い味方だ。女性特有の更年期障害の改善、骨粗しょう症の予防、乳がん、そして前立腺がんの発症をおさえるはたらきもある。

塩分を取り過ぎると、体の中にナトリウムが蓄積され血圧が上がりやすいが、豆腐に含まれるカリウムがナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きがある。細胞の浸透圧を維持したり、腎臓における老廃物の排泄を促す作用や、筋肉の伸縮を円滑にする作用もある。

コレステロールを低下させるとして有名なレシチンも豆腐に含まれる。レシチンは、コレステロールを減少させ、血流を改善し、血栓や動脈硬化に効果がある。又、脳細胞を活性化させ、集中力を 高めたり、脳の老化を防ぐ効果も期待できる。

大豆に含まれる脂質は大部分が不飽和脂肪酸で、中でもリノール酸、リノレン酸はコレステロールを減少させる効果がある。 

豆腐には牛乳よりも多くのカルシウムが含まれ、骨をじょうぶにし、骨粗しょう症を防ぐ。又、神経の興奮を鎮めて精神を安定させる作用や、血圧を安定させる作用などもある。

大腸の中で善玉菌のえさになって、善玉菌を増やすのに不可欠なオリゴ糖も豆腐には含まれている。

そのほか貧血、脚気、筋肉痛、口角炎、皮膚炎に効果のあるビタミンB群があり、特に糖質をエネルギーに変えたり、脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあるビタミンB1や、。健康的な皮膚を作るビタミンB2を含んでいる。又、抗酸化力が強く過酸化脂質ができるのを防いだり、血行を良くするビタミンEも含まれる。

2009年10月27日火曜日

新型インフルエンザにカキテン

緑茶に含まれるカテキンは、ダイエットにもインフルエンザにも効果がある。  


カテキンには脂肪の吸収を防ぐ、脂肪の燃焼を助ける、全身の代謝をアップさせ る働きがあり、体脂肪が減少する等、ダイエットに効果がある  


緑茶に含まれるカテキンがインフルエンザの予防に効果があるとの事だ。カテキンの抗ウイルス作用がインフルエンザに効果がある。  


老人ホームで行った緑茶うがいのテストではカテキン水でうがいをした人76人中一人の感染(1.3%)に対しカテキンを含まない水でのうがいは48人中5人の感染(10%)と確かにカテキンの効果が確認されている。(ZAKZAKニュース)  


カテキンにはインフルエンザの予防以外に癌、体脂肪低下、コレステロールの減少、抗酸化作用、血圧上昇防止、血糖値上昇防止や口臭予防などに効果がある。  


緑茶にはカテキン以外にも覚醒作用、持続性増加、二日酔い防止や利尿作用のあるカフェイン、神経細胞保護作用、リラックス作用(α波出現)、血圧低下作用のあるテアニンビタミンCビタミンB2葉酸、βカロチンとビタミンE等のビタミン類、血圧を低下させるサポニン、虫歯予防するフッ素、血圧低下させるGABA,(カリウム、カルシウム、リン、マンガンなど)生体調節作用のあるミネラルや消臭作用のあるクロロフィルが含まれる。


もともとお茶は薬として飲用されていたので、薬効があるのは当然だ。お茶を良く飲む静岡県民は他の件に比べて癌になる確率が低いと言う報告もある。

2009年10月26日月曜日

秋の味覚松茸

キノコの栄養成分としては第一にダイエットに効果のある食物繊維だ。便秘予防に効果を発揮するほか、動脈硬化の予防・改善にも有効。

きのこの食物繊維に含まれる
βグルカンという成分は、免疫力を高め、腫瘍の抑制に効果的がある。
カリウムも豊富に含まれており、余分なナトリウムを排出し、高血圧を予防する。

ビタミンB1、「美容のビタミン」ともいわれるビタミンB2、
ビタミンDのもとになるプロビタミンD(エルゴステリン)などのビタミンも豊富だ。ビタミン B群は高脂血症のほか、糖尿病や動脈硬化の予防・改善する。プロビタミンDは、白きくらげに含まれ、紫外線に当たるとビタミンDに変わる物質で、がん細胞に栄養を送る新生血管を抑えて、がんを縮小させる。

しいたけに含まれる特有の成分エリタデニンは、血中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、動脈硬化の改善、血圧降下、脳血管性痴呆症を抑制する。まいたけ特有の成分、X-フラクションはインスリンを正常に保って、糖尿病の予防と治療に効果が有ると言われている。(参照:きのこの栄養成分)


秋の味覚の王様と言えば松茸だが、一般には非常に高価なため滅多に口にする機会がない。


中国などの日本料理店では、中国さんの松茸を安く食べる事ができる。


松茸は世界中でとれるきのこだが、松茸を食べるのは日本人だけだと言う事だ。(10月20日フジテレビ系、テレビ池上彰で面白いほどよくわかる参考)
松茸の独特の香りは欧米人にとっては軍人が一週間履き続けた靴下の臭いに感じるそうだ。この香りは大豆の臭い、醤油や味噌の臭いに共通するものがあり、日本人にとっては良い香りと思えるのだそうだ。


20年以上も前の事だが、韓国へ出張に行くときに大韓航空にのるとキャビン内はニンニクの臭いが充満していやな感じがしていた。欧米人が日本航空に乗ると醤油の臭いでいやな感じがしているのかもしれない。自身の臭いは自分にはわからないものだ。


高度成長後の日本ではコストが高くなってしまい山林が放置され、松林の手入れが行き届かず松茸が取れなくなったとされる。松茸は他のキノコと違い朽木にはできず生きた松の根に寄生するとされる。


松茸は一般に傘がまだ大きく開いていない物を珍重するが、味は傘が大きく開いた物がおいしいそうだ。これは値段も半分ほどで、もし買って食べる事があれば傘の大きいものがお得だ。


松茸ににたきのこにバカ松茸というきのこがあるとの事だ。まつたけより後に見つかったためにバカという名前がついているが、本当は松茸よりもおいしいとの事だ。機会があれば食べてみたいものだ。


いずれにしても接待か悪い事でもしなければ満足できるだけ松茸を食べる事が出来ない。高度成長で自然をないがしろにしたつけが出てきたのだろう。

2009年10月25日日曜日

秘密のケンミンShow,ミルク羊羹

先週の読売TV系「秘密のケンミンShow」で新潟でのミルク羊羹が紹介されていた。昔は牛乳寒天という食べ物が有ったらしいが、それに良く似ているとの事だ。

ちなみにこのミルク羊羹の作り方は秘密との事だ。
牛乳寒天はお湯(300cc)で溶かした棒寒天一本に60gの砂糖、又はてん菜糖大さじ4、を溶かしを溶かし、常温(冷たいままではだまになって良く溶けないから)にした牛乳300ccを加えて水にぬらした容器に流し固めればできる。

参考に牛乳にケフィア菌を入れてみる、牛乳の代わりに豆乳を使うなど、自分でいろいろ工夫してみると面白い。
寒天が入っているのでダイエットにも効果があるかも知れない。



【ヒミツのごちそう】

「見附市周辺に住む新潟県民は、ミルクヨーカンが大好き!?」

「ミルクヨーカン」とは、諏訪乳業が製造販売する寒天と牛乳が原料の生菓子。牛乳パックに入って売られ、月に300個も売るスーパーもあるほどの人気商品。昭和51年に誕生し、口コミや給食などに登場しことがきっかけで、見附市の定番商品となった。

2009年10月24日土曜日

ダイエットにオリゴ糖

ダイエットには便秘の解消が必要。乳酸菌は腸で善玉菌を増やし腸内環境を良くし、便秘に効果があるとされている。この善玉菌を増やすのにオリゴ糖が効果がある。

てんさい糖に含まれるオリゴ糖は腸内で乳酸菌のえさになるといわれている。

これはオリゴ糖がいろいろな糖が結合されている糖で、分子構造が大きいため、簡単に分解せず、又分解されても最終的に小腸で吸収できる大きさまで達することが難しい、いわば消化されずに大腸に到達するからだと思われる。

この消化されずに大腸に到達した糖分が乳酸菌のえさになるといわれている。オリゴ糖には小腸で吸収されてしまう消化性のものと、消化されずに大腸まで届く難消化性のオリゴ糖がある。腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えると言われるオリゴ糖はこの難消化性のオリゴ糖を指す。

オリゴ糖を多く含んでいる食べ物は、大豆バナナ・ハチミツなどがある。

オリゴ糖にはいろいろな種類があるが以下が代表的だ、ビフィズス菌等の乳酸菌植物性乳酸菌ケフィアなどと併用すれば腸内環境が改善される事は間違いない。

フラクトオリゴ糖はゴボウやタマネギなどに含まれ、善玉菌を増殖させて腸内環境を整える他、ミネラルの吸収促進、骨密度の低下を抑制する。

キシロオリゴ糖は食物繊維を酵素で分解して作られた、虫歯の原因となりにくいオリゴ糖だ。腸内でビフィズス菌を増やす効果がある。

大豆オリゴ糖は大豆を原料とし、腸内のビフィズス菌を増加や免疫性の向上に効能がある。

ガラクトオリゴ糖は母乳に含まれるオリゴ糖でビフィズス菌の増殖、たんぱく質の消化吸収をによい。

イソマルトオリゴ糖はビフィズス菌や乳酸菌を活性化させる。

乳果オリゴ糖はラクトスクロースとも呼ばれ、ショ糖と乳糖を原料にしビフィズス菌を増やす効果が大きい。

ラフィノースはビート(砂糖大根)から分離・精製され。腸内菌改善・整腸作用があり、免疫力の向上やアレルギー症状の緩和にも効能がある。

2009年10月23日金曜日

世界一の美女を作るダイエット

体に良いものを食べているだろうか?健康な生活をするためには白いもの(漂泊したもの)を食べてはいけない、食品がもともと持っていた茶色が良い。日本人が昔から食べてきた家庭食が良い。

その昔宮沢賢治は自身の詩「雨ニモマケズ」の中で「一日に玄米4合と味噌と、少しの野菜を食べ欲は無く・・・」と歌った。

現在の感覚で言うと玄米4合は多いように思うが、実はそうでもない。昔はおかずを現代ほど、食べることは無く、玄米から炭水化物(糖分)だけではなく、玄米はタンパク質、ビタミン、ミネラルの主たる補給源だった。

玄米は完全食品で、食物繊維はご飯一杯あたり、5.3gと白米の9倍もあり、ビタミンB1やビタミンE等のビタミンも白米と比べ、4倍から5倍ある。カリウム・リン・鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛などのミネラルも白米の数倍含まれている。三大栄養素である糖質(炭水化物量)は白米とほぼ同量だが、タンパク質や脂質は白米よりも豊富だ。精米して米を白くするためこれらの栄養素をはぎ取っているのだ。

同様に小麦粉(食パン)や白砂糖も本来持っていた、ビタミン・ミネラルを精製工程ではぎ取ってしまっている。

ダイエットをするためには栄養素のバランスを取る必要がある、特に炭水化物の取り過ぎはメタボリック症候群の原因になりやすいので注意が必要だ。インシュリンを抑えるためにGI値の低い食べ物を食べることも大切だ。

低炭水化物ダイエットなども一時は流行したが、極端すぎて健康に悪影響があると思われ、今ではすたれてしまっている。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物がある。
それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。
または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

健康で若々しい体、肌を得るためにはできるだけ自然に近い食物をバランスよく取る事が大切だ、最近テレビなどでもとりあがられている「ポリアミン」や「まごはやさしい 」などは食事のバランスを考える上でも参考になる。

「ま」は豆の「ま」

「ご」はゴマの「ご」

「は」はわかめの「は」:海藻

「や」は野菜の「や」

「し」は椎茸の「し」:キノコ類

「い」はイモの「い」

2009年10月22日木曜日

秋の味覚、さんま

食欲の秋、この季節旬のおいしいものが多い。

キノコは最近は向上で人工栽培されるため、年中あるが、天然物は断然、秋がよい。キノコにはビタミンDや食物繊維そしてガンにさえ効果があると言われるβグルカン等が豊富に含まれる健康食品だ。

ブドウや桃りんごも秋の果物だ。果物にはペクチンという食物繊維が豊富に含まれているため便秘解消に効果的だ。


忘れてならないのがお米だ。この季節新米が出回っている、地方の道の駅やJAの直売店へ行けばその場で精米してくれる。米は精米して時間がたつと酸化してまずくなるのでできるだけ少なめに米を購入しその都度精米してもらうのがうまい米を食べるコツだ。
ブランド米も良いが、精米して長い時間がたってしまうとそれほど有名でない米よりもまずくなってしまう。

一方魚も旬だ、DHAやEPAの豊富なさんまや活性酸素を除去し、動脈硬化を防ぐアスタキサンチンを含む秋サケ、そしてタンパク質が豊富で栄養価の高い戻りガツオなどだ。

さんまは焼いて消化酵素、ジアスターゼの豊富な大根おろしと一緒に食べるのが一番一般的だ。
最近は新鮮な物は刺身でもたべられるようだ。刺身も良いが一度酢でしめたものを食べてみたいものだ。酢は殺菌作用もあり、又青魚特有の生臭さも気にならなくなり非常に味わいがよくなる。

2009年10月21日水曜日

健康にりんご

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と欧米では言われている。

りんごはダイエットに効果があると言われている。

リンゴはまず低カロリーで、りんご1個は100~150キロカロリー程度しかなく、腹いっ ぱい食べてもそのカロリーは少なく抑えられる。
りんごに含まれる果糖は、脂肪燃焼を促進させる効果があり、水溶性の食物繊維であるペクチン100g当たり1.5g含まれ腸内をキレイにし、便秘解消やコレステロールの減少に効果がある。
又リンゴポリフェノールはエネルギー燃焼に役立つ、リンゴポリフェノールはリンゴ1個中に100~150mg含まれている。
リンゴに含まれるクエン酸とリンゴ酸は、新陳代謝を活発にして、体内の老廃物を排出して、疲労回復に役立つ。

又最近の研究ではりんごポリフェノールには筋力を増し、内蔵脂肪を減らす働きがある事がアサヒビール等の研究で明らかになった。

癌にはβグルカンが効果があると言われているが、りんごジュースを「一日一杯」飲むことで癌細胞が消滅すると言う研究が弘前大学で発見されている。
又フィンランドでの研究によると、ケルセチンには強い抗酸化作用があり、りんごなどの果物に多く含まれていることが知られている。
フラボノイドの一種であるケルセチンは、動脈硬化症やガンの予防に有効であるとの研究結果が蓄積され、注目されている。

ポイントはどうも皮ごと食べると言う事が、ダイエットにも癌対策にも有効であるようだ。残有農薬の心配があるので必ず水で皮を十分に洗ってから食べるのがよい。

2009年10月20日火曜日

ピーリング

いつまでも若々しい肌を保ちたいと思うのは女性だけではない、男性だって見栄えも大切だ。


年とともに、お肌はガサガサになって赤ちゃんのようなモチモチした肌は失われてくる。  


これは肌表面に角質層が残り、肌の新陳代謝が妨げられるために肌表面にいつまでも老化した組織がのこってしまうからだ。  


江戸時代肌の手入れにはウグイスの糞(フン)が良くつかわれたようだ。 野生のウグイスは梅の木の毛虫を食べる。


ウグイスは、毛虫の身体の蛋白質と脂肪と素の餌である青葉の葉緑素とそのエキスを食べることになる。


ウグイスは、胃や腸で強力な消化酵素を分泌し、食べた毛虫を消化するが、腸が大変短く、蛋白質や脂肪の分解酵素や漂白酵素などが糞にまだ含まれたままで排出される。


この糞の中の蛋白・脂肪分解酵素が、肌にたまっている垢や脂肪を溶かし、漂白酵素は肌のシミや色白効果に作用するのです。  


いわゆるピーリングの効果を持っていると考えられる。  


一方、温泉の成分にもアルカリや酸性のものがあり、皮脂を穏やかに溶かしてくれるピーリング効果が期待できるものがある。地方に行けば美人の湯と言われるところがあるが、これらは化学成分にピーリング効果を持つものが含まれている事が多い。 


そのほとんどがアルカリ泉で、アルカリによる皮脂の除去作用が効果あると思われる。 


三大美人の湯の一つとも言われている湯瀬温泉の泉質もNaイオンが多くPH8.9とアルカリ性のようだ。  


ウグイスの糞と温泉、性質は全く異なるが、老化した肌表面を除去して新しい肌に新陳代謝させることは同じだと思う。 温泉に行って赤ちゃんの肌を取り戻したい。

2009年10月19日月曜日

アンチエージング

老化とは何だろうか、活性酸素による体の細胞の酸化、さびや細胞に含まれる水分の減少による肌の乾燥などがまず頭によぎる。

高齢化が進み、介護や年金が政治の争点となった先の総選挙だ。選挙は民主党が政権を握った。少子化対策には熱心なようだが、高齢者に対する政策はあまり前面に出てこない。

野党当時は年金・年金と騒いでいたが、新政権になってから年金の話はあまり聞かれない。

お金の事はさておき、わが身の老化は自身で守らなければならない。

老化の第一歩は足腰の衰弱だ。筋肉は何歳になっても鍛えられる。激しい運動は無理でもウォーキングで足の筋肉を維持したいものだ。できれば毎日一万歩と階段登り500段を目指したい。

運動した後は入浴が良い。入浴することで心身共にリラックスするとともに。熱いお風呂に入ればガンの予防もできるかもしれない。がん細胞は43度で死んでしまうと言われており、患部を43度に加熱してがん組織を攻撃する温熱療法がおこなわれている。

加齢とともに運動をしたくても膝や腰がギシギシして痛みがあったり、よく動かなくなる。これは関節の軟骨や関節油が不足するからだ。

巷では、アンチエージングとして、膝や腰の関節痛にコラーゲンヒアルロン酸コンドロイチンそしてグルコサミンが喧伝されている。

エネルギーを発生させるためには燃焼に酸素が必要だ。この酸素が活性酸素となり、体を錆びさせる。活性酸素の素を防ぐポリアミンや発生した活性酸素を消滅させる抗酸化物質を摂取することで、体の内側の細胞の老化や外面(肌)のしわ、シミを減少させる事ができる。

老化するとは体から水分が失われていく事だ。赤ん坊の体はプルプルと水々しいが老人のそれは水分を失ってしまいしなびてしまっている。
クラスターの小さい水は体にしみこむように吸収される。
アロエなどは保湿性を持ち肌をいつまでも水々しく保ってくれる。
アロエには又、抜け毛や白髪にも効果がある、ぜひ試してみたい。

又眼の老化を防ぐことも大切だ。眼にはアントシアニンやルチンが効果がある。

命を守るために癌予防ももちろん大切だ。

2009年10月18日日曜日

関節の痛みにコンドロイチン

関節の痛みにコンドロイチンが良いとされる。

加齢により、視力の低下と筋肉の衰えは日常生活をおくるうえで最もつらいことだ。

又、膝や腰の関節に痛みを感じるようになる。筋肉は何歳になってもその気になりさえすれば、鍛えられ維持できるが、膝や腰などの関節の不具合には特別な栄養を食物から摂取する事が必要不可欠だ。

巷では、アンチエージングとして、膝や腰の関節痛にコラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチンそしてグルコサミンが喧伝されている。

コラーゲンは関節の軟骨を形成している。
コラーゲンは軟骨成分の50%以上を占めて、関節部にスポンジ状に存在している。

コンドロイチンはこのコラーゲンのスポンジの中に存在し、軟骨の弾力を強化する強力なゴムみたいなものだ。


ヒアルロン酸はこの軟骨どうしが擦り合うときに潤滑油として働く関節油の役目を担っている。

したがって膝や足などの関節の痛み防止にはこれらのコラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が不可欠となってくる。

一方、グルコサミンは体内でヒアルロン酸やコンドロイチンを生成する。この為、膝関節症の改善や、美肌に効果があるとされる。


コンドロイチンは、ムコ多糖類(水溶性食物繊維であるムチン)の一種だ。濃いゼラチン性の物質で、人間の関節や眼球、動脈や皮膚などあらゆるところに存在して細胞と細胞をつないでいます。各関節のクッションの役割を果たしたり、肌の健康を保ったりと様々な働きをするので、私達の体には必要なものです。ムコ多糖類(ムチン)にはコンドロイチンの他に、ヒアルロン酸、デルマタン硫酸などがある。


コンドロイチンが不足すると、膝や腰に痛みが生じたり、関節がこわばったり、肌の潤いが失われたり、老化に伴う様々な症状がでてくる。

コンドロイチンは体内で生成されるが、加齢と共に不足してくる。体内のコンドロイチンの量は20歳を最高に減少し、60歳では20歳の4分の1まで減少してしまう。

医食同源という言葉があるが、体に悪い所があればその部位を食物でとればよいという意味だ。
関節に問題があれば、軟骨を肌がガサガサだと思えば魚や鳥、豚などの皮を食べるとよいのだ。これらの食材には必要な成分が含まれている。

コンドロイチンを豊富に含む食べ物としては、フカヒレ、ウナギ、鶏の皮・軟骨、貝類や海藻類、納豆などネバネバ食品だ。
これらはコンドロイチンを多く含んでいる。

アンチエージングのためにこれらの食品を食べたいものだ。

2009年10月17日土曜日

グルコサミン

年齢とともに体のあちこちに不具合が起きてくる。眼の悩み、耳、肌、腰やひざの痛みなどだ。

加齢に伴い、関節の動きがぎこちなくなり、ひざや腰の痛みが起こりやすくなる。加齢により軟骨がすり減り、軟骨どうしを潤滑する関節油も少なくなるからだ。


膝等が動いたり外部からの負荷を受けた時に軟骨成分はこの力を緩和してくれる。

コラーゲンはこの軟骨成分の50%以上を占めて、関節部にスポンジ状に存在している。

コンドロイチンはこのコラーゲンのスポンジの中に存在し、軟骨の弾力を強化する。

ヒアルロン酸はこの軟骨どうしが擦り合うときに潤滑油として働く関節油の役目を担っている。

したがって膝や足などの関節の痛み防止にはこれらのコラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸が不可欠となってくる。

これらの三成分以外に耳にする成分がグルコサミンだ。グルコサミンは一体何の役に立つのだろうか?

グルコサミンは体内でヒアルロン酸やコンドロイチンを生成する。この為、膝関節症の改善や、美肌に効果があるとされる。

グルコサミンは皮膚や関節組織では、コラーゲンに活性を与え、ヒアルロン酸を体内生成する。コラーゲンのサプリメントにはグルコサミンの併用が効果的といわれます。

グルコサミンは体内で、酵素による化学反応、さらに糖やタンパク質との複合によりコンドロイチンなど様々な物質を作り出します。

グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質やヤマノイモなどのネバネバ成分であるムチン質(ムコ多糖)に多く含まれており、天然のアミノ酸の一種である。加齢や肥満による関節の酷使に加え、代謝の低下や運動不足によって軟骨の再生不良が起こると、腰痛や膝の痛み、進行すれば関節炎などを招く恐れがある。これらの症状はグルコサミンを摂取することで改善されるとされている。うなぎやカキ、フカヒレなどに豊富に含まれているが、体外に排泄されやすい。

2009年10月16日金曜日

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は肌の水分の保持と関節の潤滑に効果がある。


人間の老化の90%以上は細胞の酸化と水分の減少が原因と言われている。  


活性酸素が細胞を酸化させ傷つけていく。酸化を防ぐには原因の除去にポリアミン、発生してしまった活性酸素の除去には抗酸化物質が効果ある。  


一方水分の減少を防ぐにはクラスターの小さい水も効果がある。 保水力、保湿力の優れたアロエは肌の潤いを守ってくれる。  


ヒアルロン酸は、わずか1グラムで6リットルの水分を吸着すると言われている成分で、優れた保水性がある。もともと人間の身体に存在する成分で、とても安全だ。  


ヒアルロン酸は肌に使えば、肌にうるおいを与えてくれる。又食用すれば関節などでその保水性により潤滑の作用により膝痛などにも良いとされている。  


ヒアルロン酸は、多くの食品に含まれている。うなぎや豚足、鳥の軟骨、鳥の鶏冠、手羽、魚や牛の目玉部分、フカヒレ、ぬめりの強い海藻類などに多く含まれている。

2009年10月15日木曜日

秋の味覚、戻りガツオ

食欲の秋、果物、キノコ、野菜そして秋においしい魚が多い。戻りガツオはこの季節、脂肪がのり初ガツオよりもおいしいという。


三陸沖は黒潮と親潮がぶつかりプランクトンが発生し、そのプランクトンを求めて魚が回遊する。プランクトンを食べた小魚はより大きな魚に食べられ食物連鎖で幾多の魚やウニなどの魚介類が満ち溢れることになる。  


カツオは春の初ガツオと8月下旬から10月にかけての戻りガツオが旬だ。  


カツオは南方で産卵し、1kgを超える大きさになると黒潮にのり、5月上旬に近畿から関東にかけての太平洋岸を北上する。6月から7月にかけて北関東から三陸沖へと北上する。この間に獲れるのが「初カツオ」といわれるカツオだ。「初ガツオ」は脂肪の乗りの少ない淡白な味である。  


北上を続けるカツオは、黒潮と親潮がぶつかりプランクトンが豊富な三陸沖に達する。三陸沖でたくさんのプランクトンを食べたカツオは脂肪がたっぷり乗り、丸々と成長する。  


この栄養たっぷりのカツオが8月下旬から10月にかけて産卵の為関東から関西方面へ南下する。この時期のカツオを「戻り カツオ」と呼ぶ。脂肪が乗っているわりには案外さっぱりとしておいしい。 このため食通の人々は「カツオは、戻りカツオ」に限るという。  


カツオはマグロなどと比べると値段も安く、身近な魚だ。カツオは大洋を回遊するため、筋肉質で魚の中でも高蛋白だ、可食部100gに対しタンパク質は25.8%もある、タンパク質は体を作るのに必要な三大栄養素の一つだ。 


カツオの血合肉には、基本的に魚に含まれるビタミン・ミネラル類のほとんどのものが含有されている。特に特に多いのは疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB類と骨や歯を形成するビタミンDだ。 また、カツオには血中コレステロール値を低下させ、脳を活性化する働きを持つDHA、血液の流れをよくするEPAが多く含まれているため、メタボリック症候群の解消にも効果がある。

2009年10月14日水曜日

軟骨成分、コラーゲン

コラーゲンは関節部でスポンジ状に存在し、クッションの役目をする軟骨成分を形成する。 


コンドロイチンはこのコラーゲンのスポンジの中に存在し、軟骨の弾力を強化する。


ヒアルロン酸はこの軟骨どうしがすりあうときに潤滑油として働く関節油となっている。


したがって膝や足などの関節の痛み防止にはこれらの三成分が不可欠となってくる。  


医食同源と言う言葉がある、機能を向上させたい部位があるときはその部分を食べると良いということだ。  


この原理にしたがえば、肌をきれいにしたいときは動物の肌(皮)を食べれば良いと言う事だ。膝に問題あれば、鳥の関節にある軟骨成分を食べれば良いと言う事だ。


コラーゲンもその考え方から最近話題になっている食品あるいは化粧品だ。軟骨成分ではグルコサミンとコンドロイチン等もよく見かける。  


TVコマーシャルで、年齢とともに減るコラーゲンのサプリメントが良く宣伝されている。  


コラーゲンは真皮(皮膚)、靭帯、腱、骨や軟骨に含まれるたんぱく質で 人のタンパク質の30%はコラーゲンであると言われ、コラーゲンは又細胞組織をつなぎ合わせる接着材としての役割も持つ。  


コラーゲンの必要性は一つはひざなどの軟骨部が加齢とともに減少し関節が不自由になってくる事や、それに伴い痛みが出る事があげられる。 


もう一つは保湿材として肌の水分を保つためにコラーゲンが注目されている。これは食べるのではなく、肌に直接つけて吸収させようというものも多いようだ。  


加齢とともにコラーゲンが失われるためにコラーゲンをサプリメントで補充しようといるのだが、コラーゲンは胃や腸でアミノ酸に分解されて吸収されるので、コラーゲンを摂取することが直接的に軟骨などのコラーゲン補充に役立つという保証は十分に証明されてはいない。  


コラーゲンを構成するアミノ酸はグリシンやヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジンなどだ。ヒドロキシプロリン・やヒドロキシリジンは他のタンパク質には含まれないが、ビタミンCを補酵素として体内で合成される。  


コラーゲン不足を解消するための方法は科学的に十分解明されていないが、コラーゲンのサプリメントなどを偏って摂取するのではなく本来コラーゲンが多く含まれている、牛スジ、皮や魚のアラや煮汁などの食品を取るのが望ましいと思われる。 


魚の煮こごりはコラーゲンがゼラチンかしたものであり、煮魚は汁ごと食べる事が望ましい。

2009年10月13日火曜日

手軽な食べる味噌汁

味噌汁が体に良いのは良く分かっているが、一人暮らしなどで味噌汁を毎日作って食べるのは実は大変だ。そんな時、お湯を注ぐだけで本格的な味噌汁を食べられるようになった。食物繊維の豊富な乾燥野菜やキノコなどいろいろある、好みの具材を選べば、飽きなく食べる事ができる。

食べる味噌汁が便利だ、一度食べてみればインスタントであるという事が気にならなくなるほど本格的な味で価格もリーゾナブルだ。

味噌は脳を活性化し体を健康に保つ食品であり、海藻や野菜をたっぷりと入れた味噌汁は塩分をカリウムが排出してくれるため毎日取りたいバランスのとれた食事の一部となる。

味噌の効能はその原料である大豆に由来する。大豆に含まれるたんぱく質、食物繊維、レシチン、サポニン等に効果がある。又麹や発酵過程でできる酵母や乳酸菌などの微生物の効果がある。

1. 大豆タンパク質の特徴として、質的には非常に優れているが、調理を行っても消化吸収がよくならない。大豆が味噌になる製造過程において、この大豆タンパク質が酵素によって加水分解され、約60%がアミノ酸に発酵分解されることにより消化吸収が良くなる。味噌汁三杯で一日に必要なたんぱく質を摂取することができる。

2. 大豆に含まれるリノール酸(不飽和脂肪酸)やサポニンには、血圧やコレステロールを下げる働きがあり、味噌の脂溶性物質には、がん予防に効果が有ると言われている。

3. 頭の活性化には、脳の新陳代謝に欠かせないたんぱく質とビタミンB群を豊富に含む味噌は非常に効果がある。

4. 味噌に含まれるビタミンにはビタミンB12があり。悪性貧血の予防、腰痛や肩こりの解消、精神の安定や安眠に効果がある。ビタミンB6はつわりや妊娠中毒の緩和、免疫力の向上、タンパク質や脂肪の分解を助け動脈硬化の予防に効果がある。

5. 味噌に豊富に含まれるレシチンには脳内の神経伝達の促進に効果のあるコリンとアセチルコリンが構成物として含まれる。

2009年10月12日月曜日

キトサン

ダイエットには食事におけるカロリー制限、脂質や炭水化物の脂肪への変換の阻害、体内に蓄積された脂肪の燃焼が不可欠だ。

脂質(脂肪)炭水化物は人間に不可欠な栄養素でタンパク質を加えて三大栄養素と呼ばれる。脂質、炭水化物は主にエネルギーとして使用されるが、過剰に摂取した栄養分は体内に脂肪として蓄積されこれが肥満の主たる原因となっている。

この過剰な栄養分や体内に蓄積された脂肪を減少させる為に、いろいろな茶類やサプリメントが効果があると言われている。

ギムネマシルベスタ
グァバ葉ポリフェノールガルシニアロズマリン酸キトサンと言った成分は、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果があると言われている。

エビやカニなどの甲殻類の殻にはキトンという動物性食物繊維が含まれ、これをアルカリ化したものがキトサンと呼ばれる。キトサンは脂肪の吸収を抑制する作用があると言われる。

キトサンは、抗菌や防臭効果があり、保湿性、抗カビ性に優れている。キトサンの抗菌、防カビ性は土壌の改良にも用いられる。

キトサンには、老廃物や毒素を体外に排出するのを助ける働きや、コレステロールを減らしたり、免疫力を高めたりする効果もあると言われており、ダイエットにも効果的がある。

又、キノコにはキノコキトサンと言われる、βグルカンとキトサンの複合食物繊維(植物性のキトサン)があり、キトサンと同様の効果が期待できる。

キノコ キトサンは、エノキダケ・シイタケ・マイタケ・アガリクスダケなどの食用きのこの細胞内にごく少量含まれているとされる。

2009年10月11日日曜日

ロズマリン酸

ダイエットには糖質の脂肪への変換を阻害するロズマリン酸が効果ある。

シソ(紫蘇)に含まれるロズマリン酸は麦芽糖を分解する酵素マルターゼを阻止し、ブドウ糖に分解させない働きがある

ギムネマシルベスタグァバ葉ポリフェノールガルシニア、ロズマリン酸、キトサンと言った成分は、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果があると言われている。

炭水化物は、小腸で酵素の働きにより麦芽糖、ブトウ糖へと分解され体内に吸収されるが、エネルギーとして使われないブドウ糖が中性脂肪へと変化する。
ロズマリン酸は、食事で摂取した、麦芽糖をブトウ糖に分解することを阻止するため、麦芽糖は身体に蓄えられず体外に排出される。
血糖値の上昇もおさえ、糖を脂肪に変えにくくする。

ロズマリン酸は、ポリフェノールのひとつで、ローズマリーやシソなどのシソ科の植物に多く含まれ、強力な抗酸化力があり、肌を保護する目的の化粧品も存在する。。シソやローズマリー以外に、同じシソ科のレモンバーム、クミスクチン(猫のひげ)等にも豊富に含まれます。

ロズマリン酸は、過剰になっている免疫反応を正常に戻し、ステロイド剤にかわる副作用のないアレルギー軽減物質として、花粉症にも効果がある。

2009年10月10日土曜日

眼にはアントシアニンとルチンがよい

加齢とともに眼の焦点距離調整機能が衰え(いわゆる老眼)で近くが見えにくくなり、新聞を見るのにメガネが必要になってくる。このような症状には抗酸化物質で有名なアントシアニンが効果がある。ブルーベリーはこのアントシアニンが豊富に含まれている。又、ウナギに豊富に含まれるビタミンAには暗視能力を向上させると言われる。又目薬の木は肝機能の向上とともにかすみ目や老眼に効果があるとされている。

物を見る機能はプロジェクターを例にして考えるとわかりやすい。プロジェクターから映し出される映像はスクリーンに映し出される。

プロジェクターの焦点が狂うと画像はピンボケになる。人間の目で考えると、加齢により焦点距離の調整能力がなくなり近くが見えにくくなるなどの減少だ。これは主にレンズ(水晶体)の状態に起因する。

一方スクリーンが汚れたり、皺があったりしても画像はきれいに映らない。人間の目で言うと網膜に傷やゆがみ汚れが出た状態だ。

アントシアニンなどはレンズ(水晶体)の調整機能にかかわると思われる。アントシアニンを摂取することにより、水晶体の焦点調整機能が補われるとされる。

一方蕎麦等に含まれるルチンはスクリーン(網膜)の補修に効果があるとされる。

ルチンとはそばや含橘類に多く含まれるバイオフラボノイドの一種で、活性酸素を除去する抗酸化物質。

ルチンは 植物化学物質の カロチノイド族で、眼の網膜黄斑部 ( 詳細な画像を見分ける働きをする場所) の色素を補う働きがある。高齢者の 「視力損失」 を予防する。

ルチンは蕎麦の実に多く含まれ、ビタミンPの一種で毛細血管を強化すろ。
網膜の黄斑(おうはん)部は、ルチンでできていて、ルチンを含む食材を摂るのが網膜、黄斑によい。

眼の老化防止と疲労回復には、アントシアニンとルチンの両方を取る必要がありそうだ。

2009年10月9日金曜日

ガルシニア

脂質(脂肪)や炭水化物は人間に不可欠な栄養素でタンパク質を加えて三大栄養素と呼ばれる。脂質、炭水化物は主にエネルギーとして使用されるが、過剰に摂取した栄養分は体内に脂肪として蓄積されこれが肥満の主たる原因となっている。この過剰な栄養分や体内に蓄積された脂肪を減少させる為にいろいろな茶類やサプリメントが効果があると言われている。

ギムネマシルベスタグァバ葉ポリフェノールガルシニアロズマリン酸キトサンと言った成分は、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果があると言われている。


ガルシニアは、インドなどに自生する常緑樹で、ガルシニア乾燥果皮から抽出したエキスを乾燥粉末化したものをガルシニアパウダーと呼ぶ。
ヒドロキシクエン酸(HCA)を大量に含み。この成分がヒトの体重減少や血中脂質改善に有効であるとされる。

食事から摂取した糖質はブドウ糖に分解され、筋肉でエネルギーに変換する。余ったブドウ糖は脂肪に変換されて体脂肪として蓄えられてしまう。ヒドロキシクエン酸(HCA)はこのブドウ糖が脂肪に変換される働きを阻害する。

また、ヒドロキシクエン酸(HCA)は脂質の代謝をよくし、中性脂肪やコレステロールの値を正常にすることで、動脈硬化や高血圧を予防する。
ヒドロキシクエン酸(HCA)は、血中コレステロールを減らし溜まった脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化させて脂肪を燃焼させ、ダイエットに効果があると言われる。

一方、ヒドロキシクエン酸(HCA)は毒性があると言う報告もあるため、信頼できるメーカー品を使い、過度な摂取は避けた方が良い。

2009年10月8日木曜日

グァバ茶ポリフェノール

グァバ茶は糖質を分解する消化酵素の働きを抑え、糖分の吸収と食後の血糖値の上昇を抑える。

甘さを感じさせなくするギムネマシルベスタや、グァバ葉ポリフェノール、ガルシニア、ロズマリン酸、キトサンと言った成分は、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果があると言われている。

ポリフェノールは抗酸化力が強く、活性酸素を抑制し脳梗塞や動脈硬化にも効果があると言われ一躍有名になった。ポリフェノールにはいろいろな種類があり、赤ワインは動脈硬化などに効果があるのが確認された。それ以外に抗アレルギー作用、殺菌作用などの効果を持つポリフェノールが発見されている。

グァバ葉ポリフェノールは、グァバ茶に含まれているグァバ葉特有の高分子ポリフェノールで、でんぷんや砂糖等の糖質を分解する消化酵素(α-アミラーゼ、マルターゼ、スクラーゼ)の働きを弱め、でんぷんのブドウ糖への分解を妨げることで、糖分の吸収おさえられ、食後の血糖値の上昇が抑えられる。

2009年10月7日水曜日

ギムネマシルベスタ

年を重ねるとともに基礎代謝は低下して痩せにくい体質になりがちだ。運動してもなかなか効率良く体重は減少してくれない。
肥満の解消のためには食事制限することもあるが、食事制限した場合は必要なエネルギーを得るために自分の体体の筋肉や骨を使ってしまう事があり、これが基礎代謝を減少させ、リバウンドを起こしてしまう原因となる。

このような、肥満を解消するためにギムネマシルベスタは効果がある。

余分に食べた糖質は、体の中でインシュリンの働きで脂肪となって蓄積される。

肥満を解消するために、糖質や脂質の代謝を行う必要があり、微量栄養素と言われる、ビタミンやミネラルが必要とされる、その中でも、ビタミンB1やパントテン酸と言った、ビタミンB群に属するビタミンや、必須ミネラルの中の、亜鉛、クロム、マグネシウム等が必要とされる。

また、ギムネマシルベスタ、グァバ葉ポリフェノール、ガルシニア、ロズマリン酸、キトサンと言った成分も、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果がある。

ギムネマシルベスタは、インド、東南アジアに自生しているつる性の植物で、糖尿病対策(血糖値対策)やダイエットに、優れた働きをする秘密は、ギムネマ酸といわれる成分にある。

ギムネマ酸は、舌の甘味受容体の働きを抑えて、甘みを感じさせなくする。 そのため、ギムネマシルベスタを摂取する事により、甘みを欲しくなる事が、少なくなり、糖分の摂取を、抑える。

また、ギムネマ酸は甘味を感じさせなくするだけだはなく、小腸からの糖分の吸収を抑制する。

ギムネマ茶は甘党の人に勧められるダイエット茶の一つだ。

2009年10月6日火曜日

食感の良いエリンギ

エリンギは独特の食感で高級感もあり、味覚もおいしいキノコだ。

スーパーへ行けばブナシメジ、椎茸、なめこや舞茸に交じってエリンギが売られている。エリンギは日本では比較的新しいキノコだ。原産地はイタリアで日本ではアワビタケとも呼ばれている。独特の食感がアワビの食感と共通するからだろうか?

キノコ類には抗がん効果があるといわれている。これは、キノコに含まれるビタミンB2が、がんの原因の一つである活性酸素の働きを抑え、さらにグルカンなどの多糖類が体の免疫能力を高め、がん細胞を攻撃してくれるからだ。
 エリンギも同様の効果がある、さらに、食物繊維が4.3%と豊富に含まれており、エリンギの歯ざわりのよさは、豊富な食物繊維によるものだ。食物繊維は腸を掃除し、コレステロール値を下げ、高血圧、動脈硬化を抑えるなど、メタボリック症候群の解消に効果がある。

エリンギには又、
ナイアシンビタミンD葉酸パントテン酸やカリウムを多く含む

ナイアシンは糖質、脂質、たんぱく質などの三大栄養素から、エネルギー変換を助ける。体内にナイアシンが吸収されると活性化され、ビタミンB1や B2、B6などと共に、エネルギーを作りだす働きがある。このとき、ナイアシンは酵素の働きを助ける役割をしていて、「補酵素」と呼ばれる。
ナイアシンはアルコールを分解する働きがある。体内で、アルコールを分解するときは、「アセトアルデヒド」という有害物質が出来る。ナイアシンは、このアセトアルデヒドを分解する。アルコールの飲料で、その量に比例して消費される。

ビタミンDとは、カルシフェロールとも呼ばれ、 カルシウムやリンの吸収を促し、骨や歯の形成・維持に不可欠な脂溶性のビタミンだ。

葉酸が不足すると、悪性の貧血、口内炎、食欲不振、等の症状が現れる。
妊娠初期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害を起こしやすくなる。

パントテン酸は余分な脂質が原因のにきびや肌荒れを改善、アトピー性皮膚炎にも効果あるとされ、美肌の栄養素と言える。
パントテン酸は、葉酸やビタミンB6とともに免疫のためのたんぱく質を作る働きがあり、これにより風邪や細菌などの感染症に対する抵抗力が高る。
コレステロールには血液を循環してコレステロールを細胞まで運ぶ悪玉コレステロー ル(LDL)と、血液や細胞内にある余分なコレステロールを回収する善玉コレステロール(HDL)がある。
パントテン酸にはこの善玉コレステロール(HDL)の生成を促す働きがあり、悪玉コレステロールを回収し、動脈硬化や心筋梗塞などの予防に効果がある。

カリウムは利尿作用を促進させて体内のナトリウムを外に出す働きがあり、高血圧を改善するのに役立つ。

このようにエリンギは栄養豊富な食べ物だが、カロリーがほとんどなく、特にダイエットには最適な食べ物だ。

2009年10月2日金曜日

三大栄養素、炭水化物

炭水化物は必須の食物として、体内に取り込まれ、主にエネルギーとして利用される。体内で消費されなかった炭水化物は脂肪に形を変えて体内に蓄積される、いわゆる体内脂肪や皮下脂肪だ。炭水化物は取り過ぎないように気をつける事が肝要だ。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

炭水化物から食物繊維を除いたいわゆる糖質を狭義の炭水化物ということもある。糖類は、主に、身体機能を維持させる為のエネルギー源として働く栄養素で、食物の中では穀類、いも類、砂糖、果糖が供給源となる。

糖質は、エネルギー源として、使われる事に加えて、脳などの神経組織や赤血球では、糖質しか栄養源として利用できないと言う特徴を持つ。

特に脳では血液中の糖質(ブドウ糖)だけが、エネルギー源で、極端に糖質が不足すると、意識障害などの脳に関する障害をおこす可能性がある。

糖質は体内では、小腸でそれぞれの、糖質ごとの消化酵素によって、ブドウ糖に分解されます。そして、血液で体中の細胞に運ばれて、そこでエネルギーとして使われる。

あまった 糖質(ブドウ糖)は、グリコーゲンという多糖類に姿を変えて、肝臓や筋肉に貯蔵され、そして糖質が必要になった時に、ブドウ糖に少しずつ分解して使用される。

インシュリンはブドウ糖から、グリコーゲンや脂肪への合成を促して、血糖値を下げる働きをする。

余分に食べた糖質は、体の中でインシュリンの働きで脂肪となって蓄積される。

肥満を解消するために、糖質や脂質の代謝を行う必要があり、微量栄養素と言われる、ビタミンやミネラルが必要とされる、その中でも、ビタミンB1やパントテン酸と言った、ビタミンB郡に属するビタミンや、必須ミネラルの中の、亜鉛、クロム、マグネシウム等が必要とされる。

また、ギムネマシルベスタ、グァバ葉ポリフェノール、ガルシニア、ロズマリン酸、キトサンと言った成分も、糖質の代謝や糖質の脂肪への変換を阻害する働きがあり、糖尿病対策や、肥満対策に効果がある。

2009年10月1日木曜日

アジの干物

冷凍や冷蔵がなかった昔は、大量に取れたアジなどは近くであっても、消費者の口に入るまでに何日か要しただろう。干物は食物を保存し、流通させるための知恵だ。
保存だけが目的だった干物も、長い歴史の中で、魚の旨みが損なわれないように、むしろ旨みを増すための努力がなされてきたものだ。

干物の作り方は、魚の内臓とエラを取り除き、骨にそって2枚に開く。
海水できれいに洗い、海水に15~30分間つけ、2から3時間くらい干せばうまい干物ができあがる。産地では海水以外にいしる(魚醤)に浸す事によりさらに魚の旨みが増すようだ。いしる(魚醤)は本来イカを発酵熟成させたものが由来のようだが、現在ではアジとサバの内蔵を熟成させ、アミノ酸を豊富に含んだものも使われているようだ。塩をして干すことで余分な水分と生臭さが抜ける事が鮮魚よりも干物が旨みを持つ理由となっているようだ。

魚には血液をサラサラにし、中性脂肪を減らし、頭にも良いと言われているDHAやEPAを多く含んでいるが、干物にしてもこれらは失われる事は無いと言われている。

2009年9月30日水曜日

ナイアシン(ニコチン酸)

アルコールの分解、動脈硬化の予防にナイアシン(ニコチン酸)

食べ物には三大栄養素としてタンパク質脂質炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

ビタミンにはいろいろな機能を持つものがあり、
粘膜の形成に役立つビタミンA
疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB
免疫力を高めるビタミンC
骨や歯を形成するビタミンD
抗酸化力の強いビタミンE
血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンK等がある、
ナイアシンもこれらのビタミン類の一種だ。

ナイアシンはニコチン酸ともいい、ビタミンB群に属する。ビタミンB3ともいい、三大栄養素をエネルギーに変えたり、アルコールの分解、動脈硬化の予防に効果がある。

ナイアシンは糖質や脂質の代謝を促す働きがあり、体内で必要なエネルギーのうち、70%近くをナイアシンが作っていると言われている。

ナイアシンは血行を改善し、脳神経の働きを強める。ナイアシンは、脂肪の代謝を良くするため、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らす働きがある。また、毛細血管を広げる働きもある。

ナイアシンは二日酔いに効果があるとされる。体内で、アルコールを分解するときは、「アセトアルデヒド」という有害物質が出来るが、ナイアシンは、この「アセトアルデヒド」を分解する。アルコールを大量に飲むと、その量に比例してナイアシンも消費されるため、お酒を飲むときはナイアシンが不可欠だ。

2009年9月29日火曜日

ビタミンM(葉酸)

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある

ビタミンM(葉酸)はビタミンの一つだ。
レバーやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれる葉酸はかつてはビタミンMとも呼ばれていた、現在はビタミンB群に分類される。葉酸はビタミンB12と一緒に働き、核酸の合成、赤血球の合成、体内でアミノ酸やたんぱく質の合成を促進し、皮膚や口内の粘膜の強化に役立つとされる。

葉酸が不足すると、悪性の貧血、口内炎、食欲不振、等の症状が現れる。
妊娠初期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害を起こしやすくなる。

葉酸は通常、腸内細菌によって合成され、通常では葉酸が不足することは無いが、妊婦の場合は不足することがあるので悪性貧血などがある場合はサプリメントなどで補充する必要がある。

ビタミンには粘膜の形成に役立つビタミンA,疲労回復効果や貧血に効果のあるビタミンB、免疫力を高めるビタミンC、骨や歯を形成するビタミンD、抗酸化力の強いビタミンE、血液を正常に凝固させたり骨粗鬆症の予防になるビタミンKや核酸の合成、赤血球の合成そしてアミノ酸やたんぱく質の合成に欠かせない葉酸等がある。
それぞれの効能を理解し、自然の食材から補給することは健康的な毎日を過ごすために大切な事だ。

2009年9月28日月曜日

脂肪、三大栄養素

脂肪や炭水化物はダイエットの敵のように思われがちだが、正しく理解し適量を摂取することが必要だ。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質、脂質、炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。

日本食は欧米の食事に比べ、脂肪の摂取量が低く理想的な食事と言われきた。ただ近年、食事の欧米化により外食やファーストフードにより、脂肪摂取は増加している。又、運動不足により、むしろ脂肪の取り過ぎが問題になっている。

食物に含まれる脂肪の90%は中性脂肪(トリグリセライド)の形で体内に取り込まれる。

脂肪は脂肪分解酵素のリパーゼの作用で脂肪酸とグリセリンに加水分解されて吸収され、肝臓、血管を通り脂肪細胞に運ばれる。

エネルギーが必要になると体内の中性脂肪が分解されて脂肪酸とグリセリンに分解され、脂肪酸がエネルギーとして消費される。
糖質が1gで4kcalのエネルギーであるのに対し、脂肪は1gで9kcalのエネルギー源となる。

脂肪は又、コレステロールやリン脂質が生体膜などの構成成分としても大切な働きをする。又、脂溶性ビタミンのビタミンA・D・E・Kの吸収にも必要とされます。

脂肪酸の中でも体内で合成できず、食品から摂取するしかない必須脂肪酸がある。リノール酸・α-リノレン酸・アラキドン酸で欠乏すると皮膚炎・腎障害・小腸繊毛の形成障害など障害が起こるが、過剰に摂取すると障害がおこることもある。

脂肪は必要な栄養素だが、近年の食生活ではほとんどが、過剰摂取となり、肥満・高脂血症・動脈硬化・糖尿病・高血圧などを引き起こすため食事を日本食に戻すなどで摂取量を減らす必要がある。

脂肪酸のなかで、DHAは 脳の情報伝達をスムーズにし 記憶学習能力を向上させ 脳の老化を防ぐ効果があると言われる。

そのほかにも サンマなどに多く含まれるDHAやEPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし 心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化を予防するなど多くの効能がある。

2009年9月27日日曜日

糖質ゼロ

できるだけ自然のものを口にしたいものだ。

最近ダイエットブームのせいだろうか糖質やカロリーを少なくしたゼロ製品が増えてきた。欧米人と一緒に食事をすると彼らは必ずダイエットコークを注文する。摂取するカロリーをできるだけ少なくしたいのだろう。

本当にカロリーゼロは健康に良いのだろうか?自分の目で内容を確認し、健康に良いものを選択したい。

日本のコカコーラの場合はアスパルテームと呼ばれる人工甘味料をコカコーラZeroに使用しているようだ。
この甘味料は十年以上も前から市販もされており、スーパーでも見かけるものだ。今まで特に健康被害は聞かない。

一方ベネズエラでは「健康に害」ということで販売が禁止されている。使われている甘味料が違うのだろうが、安心のために情報の公開が求められる。

日本で一般に消費される砂糖はサトウキビから作られるものだが、北海道で産する甜菜糖はオリゴ糖の原料でもあり、健康に良いと言われている。

2009年9月26日土曜日

日本人には和食が合う

日本人には和食が良い。
ハンバーガーなどのファーストフードやステーキなどの食生活の欧米化は日本人の健康に良くない。和食が日本人の健康を守ってくれる。

健康な生活を送るためには、玄米(米)に味噌汁、そして少しの野菜を基本にした朝食が最適だ。味噌汁には大豆由来の味噌、具材にわかめや豆腐、キノコなど、おかずにはこれも大豆を原料とする納豆や豆腐、海藻である海苔、塩鮭などだ。漬物には植物性乳酸菌が豊富に含まれ、大腸を健康に保ってくれる。

まごはやさしい。医学博士の吉村裕之さんが提唱されている健康食だ。最近では「たけしの本当は怖い家庭の医学」でもとりあげられた。

ま:豆類:大豆を始めとした豆類で、味噌、納豆豆腐は手軽な具材だ。

ご:ゴマ、ゴマは体のさびを防ぐ抗酸化力がすぐれた食材だ。

は:(わ):わかめで海藻類、味噌汁に入れたわかめや朝食の海苔だ。ビタミンA,ビタミンB1,B2,は、1日2枚の海苔で毎日の必要量が摂取できる。海苔に含まれるビタミンCは、熱にも強く、焼海苔でも摂取できる。又、海苔に含まれるカロチンは、プロビタミンAとしての作用の他に 抗発ガン作用及び免疫賦活作用が知られている。

や:やさい、野菜には各種ビタミン類や食物繊維、ポリフェノール類を多く含む。野沢菜漬などの漬物にすれば植物性乳酸菌も多い。

さ:さかな、日本人になじみの多い魚はや青魚のDHA,EPA豊富なさんまなどだ。サケには血液をさらさらにして中性脂肪を減少させ、血管の若返りに役立つドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれる。そのほか、良質なたんぱく質やアミノ酸、カルシウムの有効活用に必須のビタミンD、貧血を防ぐビタミンB12、葉酸、皮膚炎を防ぐナイアシンも含む。

し:しいたけ:キノコ類、シイタケには骨や歯の形成するビタミンD、三大栄養素のエネルギー変換を助けるナイアシン(ニコチン酸)、粘膜の形成を助けるビタミンB2そして便秘の解消に効果のある食物繊維などが豊富に含まれる。
これ以外にも強い免疫賦活作用、制癌作用を持つと言われているβグルカンなどが含まれる。

い:イモ類、長いも、山芋は食物繊維も豊富で長生きに良いとされる。山芋に含まれる粘り気の成分のひとつはムチンと呼ばれ胃の粘膜を保護するため、胃炎や胃潰瘍を防止する。また、デオスコランは血糖値を下げる効果がある。
山芋に含まれる酵素にはでんぷんの吸収を遅らせる効果がある。また食物繊維を多く含んでおり、整腸作用、強壮作用、糖尿病予防、ダイエットといった効果がある。


すべてが普段の家庭食だ。

2009年9月25日金曜日

豆腐

京都は湯豆腐で有名なところだ、高野山は高野豆腐の発祥の地として有名だ。北日本では寄せ豆腐もある。豆腐は日本で最も食べられている食材の一つだ。

豆腐は大豆からできる豆乳をにがりで固めたものだが、その名前故発酵食品である納豆と混同したのではないかとの俗説もある。腐は「くさる」と言う意味ではなく「かたまる」という説もあるが、現在の中国語では腐はやはり日本語と同じく「くさる」という意味が主体だ。
名前の由来はいまだ判然とはしないが、納豆同様栄養食品である事は間違いない。

豆腐納豆いずれも大豆を原料とする健康食品だ。

豆腐に含まれる主な栄養とその効用は;

大豆には三大栄養素の一つであるタンパク質が含まれる。大豆タンパク質には人間の体内では合成できない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているほか、必須不可欠なアミノ酸が多く含まれている。

サポニンは抗酸化作用が強く、老化を促進させる活性酸素の働きを抑える。また、血圧の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだり、がんの発症を抑制したりする。
 
女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンは女性の力強い味方だ。女性特有の更年期障害の改善、骨粗しょう症の予防、乳がん、そして前立腺がんの発症をおさえるはたらきもある。
 
塩分を取り過ぎると、体の中にナトリウムが蓄積され血圧が上がりやすいが、豆腐に含まれるカリウムがナトリウムを排泄し、血圧を下げる働きがある。細胞の浸透圧を維持したり、腎臓における老廃物の排泄を促す作用や、筋肉の伸縮を円滑にする作用もある。
 
コレステロールを低下させるとして有名なレシチンも豆腐に含まれる。レシチンは、コレステロールを減少させ、血流を改善し、血栓や動脈硬化に効果がある。又、脳細胞を活性化させ、集中力を 高めたり、脳の老化を防ぐ効果も期待できる。

大豆に含まれる脂質は大部分が不飽和脂肪酸で、中でもリノール酸、リノレン酸はコレステロールを減少させる効果がある。 

豆腐には牛乳よりも多くのカルシウムが含まれ、骨をじょうぶにし、骨粗しょう症を防ぐ。又、神経の興奮を鎮めて精神を安定させる作用や、血圧を安定させる作用などもある。
 
大腸の中で善玉菌のえさになって、善玉菌を増やすのに不可欠なオリゴ糖も豆腐には含まれている。
 
そのほか貧血、脚気、筋肉痛、口角炎、皮膚炎に効果のあるビタミンB群があり、特に糖質をエネルギーに変えたり、脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあるビタミンB1や、。健康的な皮膚を作るビタミンB2を含んでいる。又、抗酸化力が強く過酸化脂質ができるのを防いだり、血行を良くするビタミンEも含まれる。

2009年9月24日木曜日

タンパク質、アミノ酸

タンパク質、アミノ酸は体を作る栄養素だ。

食べ物には三大栄養素としてタンパク質脂質炭水化物があるが、それに加えビタミンミネラルを合わせ五大栄養素という。または食物繊維を加えて六大栄養素と呼ぶこともある。
三大栄養素の役割はタンパク質の構成要素であるアミノ酸が体の代謝の調整を行う。タンパク質と一部の脂肪が体の細胞を作る。脂肪と炭水化物が生体活動のエネルギー源となる。
一方五大要素の一つであるビタミン類はほとんどが体の代謝の調整に機能する。ミネラルはビタミンと同じく体の代謝の調整に役立つが、ごく一部はエネルギー源となる。
食物繊維は腸の働きを整えたり、便秘や生活習慣病の予防、改善効果がある。

アミノ酸はタンパク質の構成要素で代謝、細胞の生成とエネルギー源として使われる。

人間の体は20%ほどのタンパク質と70%ほどの水分とその他で構成される。タンパク質は体を作る主要な要素である。

肉肉、魚、穀物などから摂取したタンパク質は、20種類のアミノ酸に分解され、私たちのカラダの中で再び、体を作るために再びタンパク質を合成する。
20種類のアミノ酸のうち体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、それ以外の体内で合成可能な11種類のアミノ酸を非必須アミノ酸という。

必須というのは必要という意味なので、これだけあれば良いと思ってしまいがちだ。
非必須アミノ酸が不要というわけではない。むしろ大事なアミノ酸だから、体内で合成しているともいえる。
体内では、たんぱく質に再合成するのに使われたアミノ酸以外に細胞や血液に蓄えられている、遊離アミノ酸があり、生体維持の不可欠な役割を担っている。

20種類のアミノ酸はそれぞれ重要な役割を持っているが、主な役割は筋肉や肌などの作る。エネルギーを作る。体の機能を正常にするなどがある。

2009年9月23日水曜日

ポリアミン

最近のハンバーガーなどの、ファーストフードやステーキなどの食生活の洋風化は日本人にメタボリック症候群や様々な健康上の不具合をもたらしてきた。

玄米(お米)に味噌汁、漬物などの野菜に少しのおかず、鮭や海苔、卵、豆腐、納豆などの伝統的な日本食を日常的に取っていれば、健康な体と若々しい肌を維持することができる。

9月12日のNTV系「 世界一受けたい授業」でガンもメタボも炎症であるとして、ポリアミンが炎症を防ぐ切り札になると紹介されていた。

人間の病気や老化の90%は活性酸素が原因といわれている。
人間がもともと生きていくために吸った酸素の中からストレス・喫煙・紫外線などの刺激で毒性の強い活性酸素に変化する。これが細胞を傷つけて、ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす。更に、アトピー性皮膚炎、シミ、シワの原因となったり、老化のスピードを早めたりもする。
活性酸素を上手に除去できればシミ、シワもなく健康な肌、体になることができる。
この活性酸素の除去に効果があるのが多くのポリフェノールやリコピンなどの抗酸化物質だ。

早田邦康准教授の研究では、炎症である活性酸素の原因そのものを除去する働きをするのがポリアミンだと言う事だ。

ポリアミンはアミノ酸の一種であるアルギニンから細胞内で合成されるが加齢に伴ない、ポリアミンを合成する酵素の活性が減少してしまう。

これを補うのが、食物に含まれるポリアミンを摂取する事だ。大豆キノコ類などに多く含まれ、とくに、大豆を発酵させた納豆、醤油、味噌ヨーグルトに、ポリアミンが多く含まれる。

伝統的な日本の大豆や発酵食品を取ることでポリアミンが有効的に摂取できる。

2009年9月22日火曜日

肥満のおおい国、BMI

過度の肉食やファーストフードが肥満を招く、ご飯(できれば玄米)味噌汁、少しの漬け物や野菜と一切れのが体に最も良い食事だ。

肥満が一番多い国はアメリカだろう。

アメリカでは、多くのおばさんは小さな小錦みたいな体型をしている。おじさんは顔は普通だが、お腹周りが半端じゃなく大きい。いわゆるメタボだ。
おじさん連中は仕事で飛び回っているのでいわゆるだぶだぶという感じではなく、お腹だけが硬く飛び出ている感じだ。

目をアジアに向けると、韓国でも、中国でも、シンガポール、タイ、インドでもアメリカ人のような肥満は少ない。

やはり、カロリーの過多が原因と思われる。ダイエットの基本はまずはカロリーを適切な範囲に抑える事から始めるべきだろう。

肥満の度合いを表す数値にBMI(Body Mass Index)がある。
体重[kg]/身長[m]2:体重を身長の二乗で割った数字だ。
BMIの基準値は22で25を超えると肥満、30を超えると高度肥満と言われる。

Wikipediaに国別のBMIのデータが載せられている。一番高い国はダントツでUSA(アメリカ)、ちなみに一番低い国はこれもダントツでKorea(韓国)と並んでJapan(日本)のようだ。この統計には発展途上国は含まれていないようだ。